一匹狼の女性体験記、今日は人生20人目!
【20人目 ジムインストラクター(27歳)】
記念すべき20人目の成果は、ハロウィンに六本木のミューズでナンパした子だった。
某ジムのインストラクターをやっていた子なので、インスト子とする。
スト値は8
自分史上最高レベルの子だった。
今や必ず渋谷や六本木の街の様子がニュースで取り上げられるようになったハロウィンの仮装。
この頃はハロウィンでの仮装がちょうど大ブレイクし始めた頃だったと記憶している。
FacebookやTwitterなどのSNSの台頭で、一気にハロウィンのお祭り騒ぎが定着したものと思われる。
ハロウィン直前の週末、渋谷や六本木のクラブ(というか街自体)には仮装した若者で溢れ、
それに乗じてナンパが繰り広げられていた。
前年も盟友のトムとハロウィンナンパをしたのだが、収穫を得ることができなかった。
PDCAサイクルを回す中で反省点として挙がったのが、「メイクに凝りすぎた」ことだった。
ドーランで真っ白に塗ったうえで、血のりをふんだんに施していたので、元の顔がわからなくなっていた。
これでは僕らのようないい男にナンパされても、素顔がわからず女の子も反応しにくい!(勘違い)
ということで、その年は
「衣装は派手に、顔は素のままで」
というテーマでナンパを行うことにした。
某金曜夜、六本木
トムと二人で23時に六本木駅の日比谷線の改札で待ち合わせた。
僕は先に仕事を終え、六本木のドンキ・ホーテで仮装グッズを買う。
今年はメイクはせず、僕はドラキュラ・トムは囚人というベタな格好で臨む。
この日の六本木において大切なのは「仮装していること」であり、仮装の中身は大して問題ではない。
トムは少し遅れて待ち合わせにやってきた。
相変わらずの爽やかな笑顔だ。
地上に出ると、コスプレをした若者で溢れんばかりだった。
僕らはスーツ姿だったので、路地裏で急いで着替えた。
少し早いが、今日の戦場であるミューズに向かうことにした。
昨年行ったクラブのコインロッカーが一杯となり、非常に面倒な思いしたからである。
毎度のことだが、この六本木から西麻布までの青山通りの徒歩移動が非常に辛い。
同じ距離を渋谷方面に歩いて行くとほぼ渋谷というほどの距離である。
しかし、そんなことが苦ではなくなるほど、性欲というものは凄まじいエネルギーである。
ミューズに到着すると、予想どおり外のコインロッカーはぎりぎりの空き具合だった。
入口にも入場の列ができ始めていたので、ちょうどいいタイミングであった。
(引用:ミューズ公式サイト)
中は既に歩けないほどの混み具合だった。
早速トムと声かけを始める。
ハロウィンイベントの時は、相手のコスプレをフックにして声をかけるか、
もしくは相手からこちらのコスプレに関して話しかけてくることが多い。
とにかく、ハロウィンのナンパは楽である。
数組と話してはリリースを繰り返し、何人かからバンゲはできた。
しかし、その後の和みのフェーズになかなか持っていくことができなかった。
一旦仕切り直そうということで、トムと二人で地下のトイレに向かった。
地下トイレ前。
そこで、仮装していない二人組を見つけた。
99%の女の子たちが仮装している中、一人はセーターにジーパンという格好(インスト子)。
もう一人が黒のワンピースというコンビだった。
インスト子は背が170センチ近くあり、派手な顔をしていて肌もとてもきれいだった。
僕はすかさずセーターの方に声をかけた。
コスプレ無しでも可愛いて輝いている子がいたから声かけちゃったわw
暇なら俺らと飲もうぜ!
仕事終わるのが遅くて着替えられなかったんです~
飲みましょう~
グダなく、即効で連れ出し。
「最初に声をかけた方が主導権を握ってよい」というトムとのコンビナンパルールの元、
僕がセーター、トムがワンピースを担当した。
地下のソファーに座り4人で話す。
ミューズは男もソファーに座れる数少ないクラブである。
休日は一日50キロ走ることもあるというスポーツマンだった。
(正直少し引いたが)
ワンピースの方はアパレルの店員。
セーターの高校の同級生だった。
トムはあまりワンピースに興味はなかったようだが、
僕に気を遣ってくれ、セパレートを図ってくれた。
俺ら、上で酒買ってくるから仲良くやってくれよ。
そう言って去って行った。
彼のようにトスアップしてくれるウイングは本当に心強い。
2人きりになったインスト子にいつもの質問をする。
・彼氏はもう2年おらず、いますぐにでも彼氏がほしいとのこと。
・ワンナイトの経験多々あり。
・理想の男性像を聞き出し、自分がそれに合致した男だとアピール。
彼女は僕に対し「イケメン」「チャラそう」「一緒にいて楽しい」など
直接的なIOIをたくさん出してきていた。
インスト子はかなり酔ってきており、僕らはソファーでDキスを始める。
この時点は、うまく行けば持ち帰れることを確信。
作戦を考える。
僕は付き合う気がない子に対し「付き合おう」と言ってセック〇することは基本的にはNGだと思っている。
インスト子から好意も感じており、この日は何としてでも彼女を落としたかったため、非常にグレーな発言をしてしまう。
俺はインスト子を初めて見た瞬間からいいなと思ったんだよね。
よかったら仲良くしてくれないかな?
(=ほぼ告白)
私でよかったら
嬉しそうに回答があった。
トムに一言LINEを送り、僕らはタクシーで一匹狼邸へ。
しかし、ここでアクシデントが起きてしまう。
気持ちはやる気まんまんなのだが、なかなか僕のレゾンデートルが勃たないのである。
いろいろと手や口でインスト子にがんばってもらうもなかなか大きくならなかった。
なんとか半立ちのままインスト子に挿入し、射精をした。
明け方、そそくさとインスト子は帰宅していった。
「勃たない」ということは、一気に男女関係をぶち壊すということを知った瞬間だった。
(逆にビンビンだとすごい女の子喜んでくれるしね)
言うまでもなく、その後インスト子とは二度と会っていない。
NGとしていた告白まがいなこともしてしまい、反省点の多い即であった。