「リスクを恐れ、動かないなんていうのは、年金と預金が頼りの老人のすることだ。・・・しかし、持たざる者、若者がそれじゃ、話にならない。若者は掴みにいかなきゃダメだ。でなきゃ道は開けない。」
(遠藤)
今回からの名言シリーズは、福本信行氏の大ヒットマンガのカイジから拝借します。
同マンガは、自堕落で非生産的な生活を送っていた若者カイジが、後輩の借金の保証人になったことがキッカケで数々の命懸けギャンブルに挑んでいくストーリーです。
金がテーマとなっている作品なだけに非常にシビアな名言も多く、ビジネスマンにとって参考になることが多いです。
今回のシーンは、最初の船でのギャンブルに負け多額の借金を負ってしまったカイジに、
怪しい街金融の社長遠藤が、再び一発逆転のギャンブルパーティへの参加を提案する場面での台詞です。
遠藤の放ったこの一言でカイジの心は大きく揺らぎ、参加を決意してしまいます。
老人にとっては、リスクを恐れ挑戦しないという選択もありうるでしょう。
しかし、何も持たざる若者にとっては、リスクにばかり目を向けていては、貴重な「チャンス」を失うことになります。