『30になろうと40になろうと奴らは言い続ける 自分の人生の本番はまだ先なんだと 「本当のオレ」を使ってないから今はこの程度なんだと そう飽きず言い続け 結局は老い 死ぬ その間際 いやでも気が付くだろう 今まで生きてきたすべてが丸ごと「本物」だったことを!』
(利根川幸雄)
落ちたら最期、命を懸けた鉄骨渡りの最中「ギブアップさせて」と懇願する挑戦者達を見て利根川が言い放った言葉です。
今まで真剣に生きることをせず、他人が何とかしてくれるという甘えた考えで生きてきた人間は、死を目の前にして初めて自分の人生が全て「本物」であったと気づき、深く後悔します。
様々な本などが出版されていますが、人が死ぬときにする後悔で常に上位にランクインするのが、「失敗を恐れてチャレンジしなかったこと」です。
「失敗することよりやらなかったことの方が後悔が残る」
このことを胸に刻みつけておきたいですね。