先日紹介した『モテる技術』と並び、僕が最初に手を取ったモテ本(ナンパ本ですが)がこれ。
もう合コンに行くな―3時間で女をオトす恋愛戦略「ナンパマーケティング」 (ベストセレクト 783)
まずは、アマゾンの内容紹介から。
実際に東京で1万人以上をナンパして、成功や失敗を繰り返しながら、250人とセックスしてたどり着いた方法を本書に収めた。普通のサラリーマンが現役で実際に使っている方法だから、誰でも実行できるもの。ただ「ナンパに行け」と言うだけでなく、「恥ずかしい」「自信がない」という気持ちをムリなく克服する方法を具体的に伝える。
嘘偽りなく、僕がナンパを始めるにあたり一番参考にした本である。『モテる技術』がアメリカ文化を背景に書かれているのに対し、本書は日本人が日本人向けに書いた本である。そういう意味で、『モテる技術』がマインドセットの部分で多大なる影響を僕に与えたのに対し、本書からは具体的な方法論も多数取り入れることになった。
本書はナンパを始めたいと思っているリーマンがまず手に取るべき本である。著者のリーマンナンパマスターさんの経歴は、立教大学卒・年収550万のサラリーマンである。モテない学生時代を過ごし、就職してから社会人デビューを果たし、ナンパ活動に励みノウハウを蓄積されたおられた方であり、「自分と同じ人種がモテている」という事実が非常に背中を押してくれた。当時、著者のブログはナンパ界隈で一世を風靡していたのだが、ある出来事があり閉鎖されてしまった。誠に残念である。
この本も『モテる技術』同様、心構え編から始まり、基礎知識編(イケメンの作り方・ターゲット選定方法等)、実践編1(ナンパ)、実践編2(デート)、クラブナンパ編と続く。ビジネス用語(特にマーケティング用語)に例えておもしろおかしく恋愛を解説していることが多いのだが、パラダイムシフト・PDCAサイクルなど社会人であれば誰もが知っているような内容なのでご安心あれ。
この本の結論を端的に言うと、「銀座でOLをスーツでナンパ」という話になるのだが、どうして銀座なのか、どのようなOLなのか、なぜスーツだと成功率が上がるのかなど本書に詳しく解説されている。
内容を少しだけ紹介。
誰をターゲットにすればよいかというと、いわゆる普通のOLです。
ギャルにはギャル男、キャバ嬢にはホストというようにOLにはサラリーマンが一番相性がいいという理屈で、その中でも事務系の派遣社員のような人間は想像以上に流されやすいということでオススメされています(事務系の派遣さんゴメンナサイ、でもそのとおりなんです)。
激戦区から外れた、いわゆる「アラサー」と言われている28~32歳くらいの年齢層が、初心者向きのターゲットとなります。
これは考えてみるとわかることだが、20代後半以降というのは、周りが急激に結婚し始め焦燥感を抱いている年齢である。しかも女性の性欲は30代から旺盛になるという説もあるので、セック◯に持ち込める可能性も高いと。
冒頭申し上げたとおり、僕(そしてあなた方の大多数)と同じ人種のごく普通のリーマンが異常にモテている(250人斬り!)という事実に興味を持ち、そのノウハウを知りたい方はぜひ購入してほしい。
残念ながら昨年くらいから増刷をしていないようで、Amazonでは中古でしか買えない模様。まだそこまで価格も高騰していないので、買うのなら今のうち、のはず!
もう合コンに行くな―3時間で女をオトす恋愛戦略「ナンパマーケティング」 (ベストセレクト 783)
おしまい