一匹狼の回顧録

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【書評】「1日30分」を続けなさい!

昨日の記事で紹介した『「朝30分」を続けなさい!』の前シリーズに当たる本書。

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この本も実家に帰った時に久々に読んだので、レビューしてみたいと思います。

 

「1日30分」を続けなさい!Kindle版: 人生勝利の勉強法55

まずは、アマゾンの内容紹介から。

本書には、精神論や"役に立たない"勉強法ではなく、誰もが実践できる"具体的な"勉強テクニック・心構えを盛り込みました。勉強が苦手な社会人・勉強の習慣がない人を前提に書かれた、貴重な勉強ノウハウが満載です。つて私のホームページ上で販売し、1万円の価格にもかかわらず隠れたベストセラーとなっていた冊子が、ついに書籍化されました! 社会人になってからどれだけ勉強するかが、その人の将来を大きく左右します。さあ、あなたも「1日30分」から始めましょう!

 

この本はズバリ勉強法の王道を紹介している本です。「1日30分」というタイトルではあるものの、内容はそれだけでなく勉強法全般・時間術・目標設定方法に至るまで幅広く網羅されています。

 

本書の対象は、社会人読者をメインターゲットとして書かれています。厳しい言葉も並んでいますが「勉強したい!」と決意したタイミングの社会人には、勉強のコツを知り習慣づけるために非常に参考となる内容になっています。

 

内容については、冒頭でお伝えしたとおり、小手先のテクニックではなく極めて当たり前のことが書かれています。勉強した方がいい理由、勉強時間の捻出方法、勉強に集中する方法、効果的な食事・睡眠の取り方など、受験勉強の経験がある人は一度は聞いたことがある内容も多いと思います。

しかし、当たり前のことができないのが人間というもの。その理由の一つは自己啓発本の内容が抽象的な内容であることに起因することも多いと思います。本書は一般的な勉強法の本に比べ非常に具体例に富んでいるので、明日から早速実践できる内容がたくさん見つかると思います。

 

ここで、第2章「勉強時間を捻出する方法」から内容を少し紹介します。

 

テレビを見ないと、1年間で約2カ月分の時間を捻出できる。

平日に2時間、休日に5時間テレビを見るとすると、1年間でその合計は1,040時間になります。

1,040時間を24時間で割るのではなく、1日7時間程度の睡眠を控除すると、1,040時間÷17の答えは61日になります。こうやって数字にしてみると愕然としますよね。

テレビから有益な情報を得る確率は非常に低いということは同意です。もちろん、自然科学番組や経済情報番組など、一部の番組はビジネスパーソンにとって有益な情報を得ることもあるでしょうが、夜放送されている番組のほとんどは何の利益にもならないバラエティー番組と言わざるをえません。

 

移動時間帯(車・徒歩)には、ながら勉強をする。

ながら勉強は社会人の基本だと思います。ただ、この移動時間を勉強に充てることが大切なのではなく、移動時間とその後のトータルで勉強の効率が一番上がる方法を考えることが大切というのは目からウロコ。例えば、帰宅中の電車内で「少し疲れているな」と感じているのならば、仮眠を取って帰宅後に勉強をするほうが効率的に知識を吸収できるはずです。逆に、「いま頭が冴えている」と感じるのであれば、手持ちの時間を使って車内で勉強し、勉強がはかどった分、その夜は早くベッドに入って明日に備えると。要は体調のいい状態で、集中して効率よく知識を吸収することが大切という話です。

 

著者は明治学院大学文学部卒業後に就職した読売新聞社を退社後、アメリカの大学でMBAを取得しています。帰国後3年間でビジネスを立ち上げ、本書がベストセラーとなったのを機に世で有名になった方です。世間的にはあまり高学歴とは言えない大学を卒業され、激務と言われるマスコミ業界で身を置く中、留学の夢を叶えている方です。そんな彼の勉強法はこれから勉強を始める社会人に参考になるはずです。

 

この本は、毎日30分の努力がこれからの長い人生にどれほど差をつけるのか考えさせられた本です。内容は王道であるがゆえ、出版から10年以上経ってもまったく時代遅れにはなっていません。勉強の習慣を付けたいと思っている社会人はぜひ手にとってみてください。

 

 

おしまい