一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

転職のスタンスについて

新卒から日系の大企業に勤め上げてきた一匹狼ですが、ゆるやかにですが転職の準備をしています。

今日は自分の「転職のスタンス」について考えてみました。

 

まずは、「転職の流れ」について、大手の転職サイトのリクナビNEXTさんから諸々引用させていただきました。

一般的な流れとして、まずは「転職準備」として、どこで何をしたいのかという「自己分析」から始まり、次に業界や仕事、企業に関する「情報収集」、応募先が定まったら履歴書、職務経歴書といった「書類作成」をして、「求人に応募」「面接」、そして在職中の場合は「退職交渉→引き継ぎ→退職」と進むのが基本です。

(引用:転職活動にはどれぐらいの期間がかかる?ケース別・転職活動スケジュール

 

上の図によれば、転職準備〜退職までを4ヶ月に収めるのが理想的なケースとして挙げられています。

他のサイトを確認しても、大体が3ヶ月~6ヶ月に収めることを良しとしていました。

 

次は、「在職中に転職活動するか、退職後に転職活動するか」という問題です。

リクナビNEXTが転職成功者1000人に行ったアンケート調査によると、「会社に在籍しながら転職活動を行った」という方は63%。「会社を退職してから転職活動した」と回答した方は34%と、仕事を続けながら転職活動を行った方の方が多いようです。

(引用:転職活動にはどれぐらいの期間がかかる?ケース別・転職活動スケジュール

 

やはり、会社に在籍しながら転職活動をするという人がほとんどのようです。

普通に考えて、必ずしもトントン拍子で内定を得られるとは限らないし、やはり定期的な収入がある方が精神的にも追い込まれず済むと多くの人は考えるのではないでしょうか。

 

当然僕も、次の会社への入社を確実にしてから、現在勤めている会社を退職するつもりです。

仕事のキャリアに空白ができることのマイナスは大きいような気がします。

社会人としての仕事の勘が鈍ることにもなるだろうし、何より転職する際の年収の交渉で不利になるのが怖いです。

通常は、前職の年収をベースに転職先の年収を決めるのが一般的と聞いていますが、退職をしてしまうと、転職先のペースで交渉が進むのはまず間違いないと言えるでしょう。

「足元を見られる」というやつです。

当面は失業保険などがあるとしても、それが切れる時期が気になるだろうし、空白期間は年金などにも不利に働くでしょう。

幸いに僕のケースでいうと、今すぐやめたいという動機もないため、転職準備→書類作成という従来数週間に収める部分に多くの時間を使える。

ここに1〜2年くらいじっくりと時間をかけて転職活動をやっていきたいと思う。

ま、簡単に言うと次の人事異動ガチャでハズレを引いた時のための準備をしっかりしておくというのが端的な僕の転職のスタンスになるでしょうか。

 

まだまだ僕のいる会社では、「転職=裏切り」という発想が(特に上の年齢にいけばいくほど)抜けていません。

恥ずかしい話ですが、僕も数年前まではそうした価値観をまったく持っていなかったかと言われれば嘘になります。

しかし、会社というものは、突き詰めて考えると単に労働力を提供する場であって、裏切ってはいけない恋人や家族ではないと思うのです。

任された仕事をきちんとこなし、成果を出しているのであれば、別の仕事を探したり、別の仕事と現在の仕事を比べることは当然の権利だと思います。

とはいえ、表立ってではなく秘密裏に行わないと、上司や同僚の圧力や邪魔が目に見えているので、そこは注意していきたい。

「いい会社だからやめるなよー」という上司の説得が入るのが目に見えている笑。

僕も人間なので、そんな時に情がまったく入らないかと言われればそんなことはないです。

また、本彼女や親に言っても同じような反応をされる可能性が高い。

転職活動を嗅ぎとられないよう、面接などをする際は満タンに溜まっている有給休暇を遠慮なく取ってやっていくつもりです。

そして、転職先が決まっても、上司や同僚には行く先は言うつもりはない。

どこまでいっても、転職は自分の問題であり、いま勤めている会社には関係ないからです。

長期戦になる転職活動において、自分のスタンスがブレないように記事にしておきました。

 

・次の人事異動ガチャに備えて1〜2年スパンでじっくり準備

・転職活動は上司・同僚にバレないように誰にも(彼女・家族にも)口外せずに一人で行う

・転職が決まったらサッパリ退職する

・転職先は明らかにしない

 

 

おしまい