先週末は久々に女子とのアポを入れなかったので、土日がまるまる空いていました。
そこで、前々から企画をしていた名古屋一人旅に行ってきたので記事にしたいと思います。
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※8/22追記
旅の途中で写真をほとんど撮っていなかったことに後になって気づきました。
後述のとおり、僕は旅は「移動」それ自体を楽しんでいる傾向があって、写真を全然撮らないんですよね。。
写真がまったくない旅行記などつまらないと思うので、今回は旅行記事の作成は断念しました。
次回以降の旅行ではブログで記事にすることを念頭において動きたいと思います。
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さて、今日の記事では、僕の旅についての基本思想を書いておきたいと思います。
一人旅向きの考え方になると思いますが、楽しい旅にするためのヒントになれば幸いです。
<一匹狼流 旅の楽しみ方>
・基本はノープラン
・観光は一箇所あたり数分
・普通列車や高速バスで移動する
・移動中はスマホをいじる
・宿泊はビジネスホテル一択
・チェーン店で食事を取る
基本はノープラン
ざっくりした行き先(というか地方)だけ決めて、あとは当日起きた時間とその日の気分に相談する。旅というものは「非日常」を求めるという要素が本質的にあると思うので、すべてを計画に収めるということは、いわば「日常(=仕事)」的な色彩が濃くなってしまってなんだか嫌なのだ。その計画どおりいかないとイライラしたり焦ったりするしね。泊まる場所も移動中に検索したらなんとかなる。
観光は一箇所あたり数分
僕の性格もあるが、どんなに美しい景色でも数分で飽きる笑。身動きが取れない遊覧船なんて載せられた日には地獄である(一度だけ十和田湖の所要時間約1時間の遊覧船に乗ってしまい、2分で飽きたときは発狂しかけた)。で、あれば温泉に入ったり(温泉も数分で出るんだけどw)、ご当地グルメを食べたり、いろんなことをしたい。これぞ「多動力」である。
普通列車や高速バスで移動する
これは僕の旅行論の根幹でもあるんだけれど、旅行先の「観光」よりは旅行先への「移動」という行為自体にかなり高い価値を置いている。というか移動時間が一番楽しいくらいに思っている。ぼけーっと車窓の外をみて「遠くにきたなあ」と物思いに耽ったり、「地名だけ知っていたこの街はこんな雰囲気なのか」と気づきを得たりするだけでとても楽しい。飽きたらスマホをいじったり、眠くなったら寝てもいい。しかも、飛行機や新幹線・特急列車などで移動するより圧倒的に値段が安い。例えば、東京~名古屋間を新幹線で移動すると片道約1万円、一方高速バスなら当日購入だと約5,000円である。所要時間は、新幹線なら1時間40分、高速バスだと約6時間かかるが、その差分を「4時間20分座っているだけで5,000円もらえるバイト(しかもスマホいじり放題、飲食し放題)」と考えれば、非常に効率のいいバイトと考えることはできないだろうか。
宿泊はビジネスホテル一択
僕はビジネスホテルの無機質な感じが好きだ。フロントも変な気を遣って余計なことを言ってこないし、旅館のように朝食の時間に無理やり起こされることもない。どこのビジネスホテルも大体同じような間取りで同じような設備が備わっているから混乱することもない。そして、何より値段が安い。直前でも予約が取れる。
移動中はスマホをいじる
僕は重度のスマホ中毒なので、移動中も基本ずっとスマホを見ている。「せっかく旅行に来たのにスマホばかりいじって」と彼女なんかと行くと嫌味を言われるが基本無視である。スマホを見ながらでも外の景色は目に入ってくるしそれで十分である。基本的に長時間の戦いになるのでスマホの充電器(コンセントに指すやつと事前に充電していくやつ双方)を忘れずに。普通列車にはコンセントがないので、事前に充電していくやつも持参しないと死ぬ。
チェーン店で食事を取る
ご当地グルメでめぼしいものがあればもちろん食べることもあるが、値段が高すぎるものは避けている。観光地価格でおかしな値段設定のものもあり・・しかも味もうまくない・・ということもあったりするので、駅前の松屋とかマックで済ませることも多々ある。ある程度の規模の街に行けば大体のチェーン店は揃っている。チェーン店は味に間違いがないので好きだ。特にディナーは高いので、大衆居酒屋(最近はミライザカとか鳥貴族がお気に入り)とかに入って2,000円くらいで抑えちゃうことが多い。チェーン店はマスターとか店員が話しかけてきたりしない点も好きだ。
こんな感じだ。
どうやら、僕の旅行論は世間一般の旅行(特に女子のそれ)とは大きくかけ離れているらしい。
きっと僕が考える旅というのは、「自分の家以外で過ごす」という目的が達成できればよく、旅行中の珍しい体験よりは値段の安さを重視しているのだ。
こうした考えは、かつては周囲にまったく同意してくれる人がいなかったけれど、pha氏の 『ひきこもらない』を読んだら、ほぼ僕の考え方と同様のこだわりを持たれているのがわかり、非常に嬉しかった。
旅に限らず、生き方自体が素敵な方なので、僕の考え方に共感できる方にはぜひ読んでほしい一冊である。
関連記事:【書評】『ひきこもらない』pha
おしまい