一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

笑顔の効果

今日は笑顔の効果について。

人に好かれるための、シンプルかつ効果的な方法は「笑顔」である。しかもこれは無料で今日いますぐに始められる。

笑顔で接することの効果は改めて説明するまでもないだろう。たとえば、あなたが恋人を探しているとしたら、常に笑顔を振りまいている異性と、常時しかめっ面をしている異性であれば、どちらが魅力的に映るかは言うまでもない。職場でも、元気でいつもニコニコしている人間が一人いると、オフィスの雰囲気は一気に明るくなる。

ということで、毎朝出勤する時、マンションの管理人、駅の改札にいる駅員、コンビニの店員などに笑顔で接してみよう。別に無理に話しかける必要はない。微笑みかけるだけで充分だ。そして、職場に入ったら大きな声で元気に挨拶する。しばらくすると、それだけで自分の周りには人が集まってきて、格段に仕事がしやすくなるはずだ。

 

ただ、いつでも笑顔でいる気分にはならないのが人間である。そうした気分にならない時は、どうしたらいいか。『人を動かす』でも紹介されていたが、そういうときは、無理にでも笑ってみることがオススメだ。

僕は、20代のスーパーブラック労働の時代、朝鏡の前で「今日も楽しい1日になる」「今日は最高の1日だ」と心で唱えながら、笑顔を作ってから出勤していた(今思うと宗教チックであるが、それほど精神的に追い込まれていたのだ)。すると、だんだんと楽しくなってくるから不思議なものである。自己洗脳である。

結局、幸福感を得るためには、外的な要因ではなく、何が幸せかは自分の気の持ちよう一つでどうにでもなるのだ。世界の幸福度ランキングを見ても、豊かさの順位とは大きく異なっているのを見てもわかるだろう。日本は戦争で命を奪われるでもなく、事業に失敗したり病気になっても最悪生活保護を受けられるし、四季の織りなす景色は綺麗だし、それでいて世界で一番平均寿命も長いのに、世界58位である。しかもこの順位は年々下がっている。

参考:「世界幸福度ランキング」2019年版が発表。日本の順位はどうなった? | ハフポスト

 

およそ、人は、幸福になろうとする決心の強さに応じて幸福になれるものなのだ。

これは、リンカーンの言った言葉である。行き過ぎたプラス思考には反対だが、人生に対する基本的な姿勢として覚えておこう。

 

人に好かれる原則②
笑顔で接する。

 

人を動かす 新装版

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おしまい