一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

才能なし・コネなしで高い給料をもらうための基本的な話

本ブログでは、賢くサラリーマン人生を生きるというテーマに関して日々書いているが、しばらくの間「楽して高い給料をゲットする」というテーマにフォーカスして語っていきたいと思う。これは僕が10年以上追求してきたテーマでもある。

 

今日は基本的なお話。

まず、高い給料をもらうために必要な要素は概ね以下3つである。

 

①スキルが高いこと

②人脈があること

③正解は後ほど

 

まず、①スキルが高いこと。

これは、あなたが価値のあるスキルをどれくらい持っているかという話。このスキルには、今まで培ってきた「専門性」と「経験」でできている。

「専門性」は、携わってきた業務に関する高度な知識のことで、会計・税務・法務・システムなどを指す。一朝一夕で身に付けられないという意味では営業もこれに入れることができるだろう。基本的に職種に紐ついているといえる。

一方、「経験」というのはもっと幅広く、職種に紐つかないもので、営業部長の経験・チームリーダーの経験・新規プロジェクトの立ち上げ経験などである。

この「専門性」と「経験」の幅と深さが大きい人ほど高い給料がもらえるというのは想像しやすいだろう。

 

次に②人脈である。世の中には、人脈や人間関係、ネームバリューだけで仕事を引っ張ってこれる人がいる。

イメージとしては一部のカリスマ経営者やZOZOにいた田端信太郎氏、幻冬舎の箕輪厚介氏などがわかりやい例だ。

また、一般的なサラリーマンであっても、社内の役員に精通していて、「◯◯が言うなら」と新規事業のゴーサインが出たり、社外に対して影響力があり、その人を仲介させるだけで仕事がもらえるような場合はこれにあたる。

 

そして③の答え。

これは、「業界の利益率が高いこと」である。そして、実はこの業界の利益率がもっとも給料に影響している。

居酒屋の店員は死ぬほど忙しく、シフト勤務のため、時には朝まで仕事をしないといけない。というか、優先的に深夜シフトに入れられる(居酒屋バイト経験より)。なのに、正社員でも年収は200万円台だったりする。

一方、証券会社や総合商社、テレビ局の社員は新卒で入社し、30代になれば、一律で年収1,000万が保障される。これらが楽な就職先とは思わないが、年収はこの「業界の利益率」が非常に大きく関係しているということは必ず覚えておきたい。

ちなみに、これは僕の思いつきではなく、数ある転職本にも書いてあることだし、実際面談してくれたリクルートエージェントの担当者も言っていた。

どの業界を選ぶかで年収は大きく上下するゆえ、その場所選びを間違ったらどうしようもない。いくらスキルや人脈があっても、業界の選択を誤ると、その時点でメタゲームに負けてしまったということになる。

ちなみに、そのリクルートエージェントの担当者は、金融・商社・マスコミ・医療の4業界を特に利益率の高い会社として挙げていたので、参考にしてもらえたらいいと思う。

金融・商社・マスコミは原価のない業界だから利益率が高く、医療業界は顧客から取れる報酬が高いから利益率が高いというカラクリだと思う(これは推測)。

 

才能もコネもなく、安定して高い給与をもらい続けられるには、利益率の高い業界に就職・転職するしかない。一度入ってしまえば、同じ才能でも他の業界の人間よりはるかに高い給料を手にすることができる。

ちなみに、先に挙げた利益率の高い業界はいわゆる「激務」のイメージがあるが、働き方改革の恩恵もあり、昔ほど激務ではないと知人から聞いているし、ネットで調べても概ねそんな感じのことが書いてある。

 

そして、仕事の楽さは、個人的には、業界よりもどんな職種を選択するかによって大きく影響を受けると思っている。

したがって、これから就職・転職を考えている人で、特に業界選びに拘りがない人は、まずは利益率の高い業界を選択するといいだろう。

 

 

おしまい