一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

資金を預金口座に寝かせないこと

金持ちになるために大切なこと。

貯めた金は寝かさないようにしよう。

 

こんなことは、マネーリテラシーのある人間からすると当たり前のことではあるが、飲み会などでインタビューすると、意外と何もしていない人が多い。

※インタビューを受けていただくのは、マッチングアプリで知り合った高卒・専門卒・Fラン大卒の女性が9割

 

以前の記事で書いたとおり、収入の最低1割を貯蓄に回し、必要経費を見直すことができれば、確実にあなたの資産は大きくなっていくはずである。これ自体は非常にすばらしいことだ。

しかし、ここで銀行の預金口座に資金を放置してしまう人が非常に多い。

特に、僕たちの祖父母・親世代の「銀行様」に対する信頼は謎に厚いが、それが一匹狼の人生の七不思議の一つになっている。彼ら・彼女らの勧めるがままに銀行にお金を放置していないだろうか。

銀行・証券会社・保険会社などの金融機関をこき下ろす記事はまた別途書くことにしよう。

さて、三菱UFJ銀行みずほ銀行三井住友銀行など、いわゆるメガバンクの現在の普通預金の利息をご存じだろうか。

0.001%である。

仮に1億円預けていても、利息が毎年1,000円しか付かないのだ(笑)。パスタランチを一度食べておしまいである。

ちなみに、2020年4月27日現在のあおぞら銀行の「あおぞらネット定期預金」の利息は0.2%である。先ほどの例で20万円の利息が付くが、これでも悲しすぎる。 

ちなみにバブル期の定期預金の利率は6%を超えていた。これであれば毎年600万円の不労所得である(税引前)。これなら生活できる水準感と言えるだろう。

 

世の中の人々と話しているとあまりにも日本円信者が多い。

先に述べたとおり、「日本」の「円(預金)」を持っているだけではほぼ増えない。

「日本」→「外国」に目を向けるか(外貨預金)、「円(預金)」を「株」「投資信託」などに変換させることが必要である。

どの方法が最適というものはなく、その人が取れるリスクや資産規模により最適解は変わってくるが、一般的に言われているアセットクラス(投資対象の分類)ごとの期待リターンは大体以下のとおりだ(一匹狼調べによるざっくりした数値)。

 

投資方法 平均リターン
預金 0.0001%
国債 0.50%
外貨預金 ~1.5%
投資信託 1%~3%
株式 5%~7%

 

お金持ちになるには、何とか年利5%は目指したいところである。

そうすれば、複利の力」を使えば30年で約4.3倍になる。

手元にタネ銭が1,000万あれば、30年間で4,300万になるのである。

ちなみに、さらに高リターンが狙えるものとして、レバレッジをかけたFXや先物取引などがあるが、リスクも大きいのでオススメはできない。

 

各アセットクラスの詳しい説明は省くが、日本円信者の方は国内外の株式・投資信託を中心に自身の資産のアセットアロケーションを組むといいだろう。このテレワーク時代に今一度腰を据えて考えてみてはいかがだろうか。手数料の安いネット銀行・ネット証券をフル活用するといい。

 

参考書籍:『バビロンの大富豪』

 

 

おしまい