一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

スモールビジネスの準備

テレワークという名の実質的な休暇期間が間も無く終わりそうだ。

ここまでコロナウイルスの新規感染者数が落ち着いてきたのであれば、5月末で夢のようなボーナスタイムは終焉となるだろう。誠に残念至極である。

3月初旬から段階的に在宅勤務が始まり、3月中旬からは完全に在宅テレワークとなった。頭の悪い上司や使えない後輩と話をしなくていいということもあり、仕事は昼前には終わっている。午後以降は最低限の顧客からの電話対応をしつつ、残りの時間は完全に読書とジムに充てることができる。僕の通っているジムは、休業要請を完全無視するという素晴らしく顧客思いのジムなのである。

 

それにしても、時間と体力の余裕というものは素晴らしい。コロナ前の平常時からサボっているとはいえ、いかに普段の勤め人生活で自分が貴重な時間や体力というものを搾取されているかが身に染みてわかった。翌日も元気に会社に通勤できるギリギリのところまで労働者の時間と体力を搾り取り、思考停止させるのが資本主義の資本家なのだ。これでは労働者はゆっくり考えることもできない。

ということで、このテレワーク期間、「ゆっくり考える時間」を持つことができたことが実に大きな収穫だったのだが、そうした内省の時間を通じ、今後の自分自身の人生設計について改めて考えることができた。

 

結論は、いまの勤め人を続けながら、業務効率を上げることで残業を極小化し、早く家に帰る。勤務時間中も読書・オーディオブック・ブログ書きに勤しむ。帰宅後は余った体力と気力でスモールビジネスの準備をする。習得した知識と貯まったタネ銭を元に、2年以内に自身のスモールビジネスをスタートさせ、定期的収入を得る。このスケジュール間に向け、逆算して努力する。こんな感じだ。

 

参入するスモールビジネスについてはいろいろと検討を重ねた。

ホリエモンがよく言う、「商売を失敗しないための4原則」に当てはまる事業を考えてみることにした。

これはけっこう役に立つ話なので、覚えておいて損はないと思う。

 

<商売を失敗しないための4原則>

1.利益率が高い

2.在庫が少ない

3.毎月定額収入が得られる

4.少ない資本で始められる

 

「勤め人をやりながら」という制約が入ると、この4条件すべてを満たすスモールビジネスはなかなか見つからないのだが、Voicyのサウザーラジオで、まさにこのことをテーマにした放送回があった。

voicy.jp

 

サウザーさん曰く、この条件を満たすスモールビジネスとして、

・不動産賃貸業

アフィリエイト

・中古品転売

・コンテンツ開発・販売

・イベントプロデュース

・オンラインサロン

・専門技術のオンライン販売

などを挙げられていた。 

 

本当のことを言うと、水商売系や飲食系にはかなり興味があるのだが、このご時世参入するメリットはほとんどないし(むしろリスクが大きすぎる)、高い利益率を叩き出すのも難易度が高そうだし、何よりスタート時の資本が大きい。水商売系につきものの、組織の人と関係を持つのも絶対嫌だし。

結局、かなりたくさんのビジネスモデルの本を読んだが、不動産にならざるを得ないかなと思っている。その中でも地方のボロ物件(土地・家屋)を安く買い叩き、リフォームして貸すというビジネスだ。最初の物件は100万〜150万くらいで買える物件からスタートし、腕を上げていきたい。

このビジネスモデルについては、先日ホリエモンのメルマガで質問したところ、「スケールはしないが個人事業として行うのであればアリ」とお墨付きもいただいた。ホリエモンが背中を押してくれるのであれば、迷わずGOである。

他のアフィリエイトやコンテンツ販売にも興味があるが、毎月定額収入を得られるほど自分に頭の良さやセンスがあるとは残念ながら思えないという消極的な理由もある。

なお、先ほどくらいの値段であれば、いつでも購入できる財務状況なので、コロナ禍のテレワークが終わり、通常モードに戻り次第、地方出張にあわせて物件の現地調査をするという、バレたら懲戒処分濃厚の大胆行為に踏み切ろうと思っている。僕は今、会社の経費で物件の現地まで行けるという激アツの状況なのだ。まあ、勤め人としての人生はもう捨てたので、どう扱われてもクビにならなければいいと思っている。というか、前後のアポと調整していけば違和感なく回れるようになる気さえしている。

さて、物件をスムーズに購入し続けるためにも、今は歯を食いしばってケチケチ生活を送り、タネ銭を貯めていく必要がある。女子とのアポでも可能な限り割り勘に持ち込むという涙ぐましい努力が必要になってくるだろう。あと、既存さんを大事にして節約である。

 

皆さんも、勤め人の生活に負けずに、自分の夢や目標を叶えていけるようにアフターコロナをともに戦っていきましょう。

 

 

おしまい