一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ブックオフで会ったすごいおじいさん

こんばんは。

今日僕が「家飲み」のつもりでいたアポは、予想どおり相手の女子は「リモート飲み」を想定してたらしい。

まったくもってバカバカしいので、勤務先でコロナ感染者が出たことにしてドタキャンしました。

次の家アポは日曜です。即れるようにがんばります。

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

1.時事ネタピックアップ

 

アメリカ 4-6月GDP 年率ー32.9% 統計開始以来最悪の水準

https://bit.ly/2D5WrWu

20年度成長率、マイナス4%台半ば 政府見通し

https://s.nikkei.com/39GBYn6

 

衝撃的な数字である。リーマン・ショックの直後ですら、マイナス8.4%だったことを考慮すると、いかにこの数字が驚異的なものかわかるだろう。

日本はマイナス4%台と予想されているが、本当にそんなレベルで済むのだろうか。

それにしても明日の株価が怖い。

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

2.本日の一匹狼語り

 

今日もブックオフでだらだらとサボリーマンライフを満喫していた。

僕が普段本を物色しているのは、自己啓発・ビジネス・マネー・金融のあたりの棚である。

いつものように棚を見ていると、左側からただならぬ「気」のようなものを感じた。

 

恐る恐る横を見てみると、腰が半分曲がったおじいさん(推定85)が、棚から数センチのところまで顔を近づけ、眉間にシワを寄せ、真剣な表情で自己啓発書を探していた。外見だけ見ると、正直いつ天に召されてもおかしくないような風貌の老人だった。

だが、僕は表現が上手くないのだが、彼は目つきが違うというか、本当に真剣に本を見つめていた。

人生の最後に何か新しいことをしようとしているのか、自分の事業や財産の承継について勉強したかったのか、悩みを抱えている孫に渡す本を探していたのか定かではないが、いずれにしても、あの年齢になって自己啓発書を探している人に初めておめにかかった。

自己啓発書なんて、夢や目標、失望、悩みや反骨心があって初めて手に取るものだから、大体が学生から40代くらいまでの人とよくすれ違う。60代以上の人が通るのは稀だ。

そんな自己啓発本コーナーで誰よりも熱心に本を探しているおじいさん。実際に見てみないとあの感動は伝わらないと思うのだが、僕はあのおじいさんにとても勇気をもらった!僕もああいう年の取り方をしたい。

 

歳を取ってからのサクセス・ストーリーといえば、カーネル・サンダースのエピソードが有名である。 

彼は66歳で事業に失敗し、生活保護を受けていた。それでは生活が成り立たないため、自分が考え出したフライドチキンの作り方を買ってもらおうと全国を回る。1009回断られ、やっと1010回目に買ってくれる人を見つけた。根性である。

成功したいとか、お金持ちになりたいとか、よりよい人格を持ちたいとか、他人と良好なコミュニケーションを取りたいとか、モテたいとか(笑)いった願望は、年齢に関係なく追求していくべきなのだろう。

 

あのおじいさんと比べたら僕はまだ半分も生きていないのに、人生に取り組む真剣さが足りないと猛省をした一日であった。

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

3.一匹狼の好きな言葉 

 

友などいらない。いれば楽しいが、いなくてもやっていける。これがぼくの結論だ。

──弘兼憲史島耕作』より

 

 

 

おしまい