一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

【書評】『脱社畜の働き方』日野瑛太郎

こんばんは。

今日も17時半に誰よりも早く帰宅しました。

最近、一匹狼=早く帰る人というイメージが職場に定着しつつあり、よい感じです。

このままの調子で、残業ゼロを目指していきたいと思います。

 

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1.時事ネタピックアップ

 

日産の融資に政府保証1300億円 異例の過去最大規模

https://bit.ly/3i6CRsL

 

政府の日産を潰したくないという意思表示である。下請けを合わせると80万人近い従業員を抱えていると考えるとわからなくはないが、民間企業なんだからあくまで市場原理に則るべきだろう。トヨタをはじめ、たくさんの自動車メーカーがある中、日産が潰れても別に日本国民の大多数は困らないんだよね。

 

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2.本日の一匹狼語り

 

【書評】『脱社畜の働き方』日野瑛太

先日に引き続き、日野瑛太郎氏の本を読了。実は今回の『脱社畜の働き方』がデビュー作で、先日書評を書いた『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』は二作目。

 

 

本書の構成。 

まず、第1章は、日本の職場に存在する理不尽について書かれている。サービス残業の常態化、取れない有給休暇、帰りにくい雰囲気など、脱社畜的な思考を養っていくうえでの前提知識として知っておきたい内容だ。

続いて、第2章では、社畜にならないための考え方についての章だ。要するに、本書の肝となる部分である。

第3章は、著者が日本の仕事観に疑問を抱くようになった経緯、いわば彼の半生について語られた章。

第4章は、「プライベートプロジェクト」についての章。会社の外でスモールビジネスを持とうという話。

そして、第5章は、未来の働き方について、著者が考えていることについて書いている。

 

正直な感想として、読み応えがあるのは第1章と第2章だけで、尻すぼみの印象が拭えなかった。ビジネス書は10万字必要と言われているので、とりあえず本として出版するために無理くり書いた感がしなくもない。

第3章は彼の自伝的な読み物として読みたいのであればよいが、内容は退屈だし、第4章は彼の経験や知見のあるスモールビジネスの紹介しかされていない。スマホアプリ開発ウェブサービス開発などだけでなく、株・不動産や転売などがあってもよいはずだ。また、第5章は申し訳ないが大学生のレポートレベル。

 

と、ここまでイマイチな評価をしたものの、本書は「はじめに」に熱がこもっている。

素晴らしい本というのは、「はじめに」と目次と「あとがき」が素晴らしいのだ。

特に、「はじめに」に示された精神的脱社畜という考え方がとてもよい。

 

僕は、「脱社畜」という状態には二段階あると考えている。第一段階が「精神的脱社畜」、そして第二段階が「経済的脱社畜」である。

 

「精神的脱社畜」とは、会社を絶対視しない考え方が身についた状態のこと。今までの日本の労働慣行で社員に強いられてきた理不尽なことを、同調圧力に負けず「おかしい」と思えるようになることが「精神的脱社畜」である。

「経済的脱社畜」は、これよりさらに進んだ、会社に頼らなくてもよいだけの経済的基盤を確立し、会社との雇用関係を打ち切ることで、SNSなどで言われている「脱社畜」とは、どちらかと言えばこちらの意味がメインになっている。

しかし、著者は多くの人は「精神的脱社畜」までできればよいと言っている。本書の目的も、読者の「精神的脱社畜」を促すことにある。独立して稼げるスキルがある人間なんて一握りだろうから、多くのサラリーマンに役立つ内容になっていると思う。

 

なんだかんだで三作目の『定時帰宅』もダウンロードしてしまった。

 

目次だけ見てみたけど、この本ではより具体的なノウハウ(仕事の進め方やテクニック)みたいなことが書いてあるっぽい。アマゾンのレビューはボロカスなのだが、時間がある時にまた読んでみたいと思う。

 

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3.一匹狼の好きな言葉 

 

【足るを知る】

あなたは両目を十億ドルで手放す気があるだろうか?あなたの両足と何かを交換したいと思うだろうか?両手は?聴覚は?子供は?家族は?あなたの財産を合計してみよう。そうすれば納得できるはずだ。たとえロックフェラー、フォード、モルガンという三大財閥の金塊すべてを積まれても、自分の持ち物を売り払う気にはなれないことが。

──D・カーネギー『道は開ける』より

 

 

 

おしまい