今日はテレワークだったのですが、取引先からの電話で午前中かかりきりになったのと、午後はなんだか身体が怠くて寝ていました(笑)
久々に無為な一日を過ごしてしまったので、夜は勉強と読書をがんばりたいと思います。
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1.時事ネタピックアップ
「まずは自分でできることをやる。どうにもならないときは、政府がセーフティーネットで助ける」という文脈で言っていて、何らおかしくないんだが、お得意の切り取り記事。ツイッターでも9割以上叩くコメばかりだし、本当に自責で物事を考えられない国民ばかりなんだな、日本という国は。1回限りの10万なんて、低所得者はパチンコ屋ですって終わりだよ(笑)
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2.本日の一匹狼語り
【生活保護の受け方】
本日の時事ネタピックアップで取り上げた、菅首相の「最終的には生活保護ある」発言。
個人的には受給者には差別意識しかないので、今までろくに調べたこともなかったのだが、ある意味究極の不労所得でもあり、以前メンタルを病んだ知り合いの知り合いが生活保護になった話を聞いたりもしたので、今日は生活保護の受け方について調べてみた。
生活保護でいくら受給できるのか
まず、注目はなんと言っても生活保護費をいくらもらえるのかだが、日常生活を送るために最低限必要な金額が支給されるとされていて、これは単身者で10~13万、夫婦と子供2人の世帯では30万近く支給される世帯もあるということだ。
これだけあれば、十分すぎるほど生活できますよね(笑)
支払免除になるものは何か
さて、受給できるものだけでなく、支払が免除されるものもたくさんある。
住民税・固定資産税などの税金、国民健康保険・国民年金などの社会保険料、医療費、NHK受信料(笑)など。
これも、考えようによっては実質的な所得ですからね。単身者であれば、これら一切抜きで10~13万で暮せばいいわけですから、地方で贅沢しなければ、余裕のよっちゃんでしょう。
生活保護を受けるための条件
さて、それでは生活保護の受給条件を確認しておこう。
ざっくり以下の4点が基本的な条件となる。
1.世帯収入が最低生活費以下
2.預貯金・現金・保険・土地・家・車などの財産がない
3.援助してくれる家族・親族(親・子・配偶者・兄弟)がいない
4.病気などの理由があって働けない
ざっくりこんな感じです。
まず世帯収入が最低生活費(先ほどの単身生活者なら10~13万というやつ)以下でないとダメ。最低生活費は、世帯の人数・年齢・地域によって異なってきて、収入と最低生活費の差額が支給される。
あとは、所有物にかなり制限が出てくる。
・10万円以上の現金・預貯金
・貯蓄性のある生命保険
・株券
・投資用口座
・クレジットカード
・申請者が住んでいない不動産(土地や家)
・ブランド品や宝石
・生活に必要不可欠とはいえない車・バイク
・2台以上のパソコン・スマホ・タブレット
このあたりはすべて例外を除きNGのようだ。
基本的に申請前に処分しないといけない。
まあ、パソコン・スマホを一台ずつ持てたら、とりあえず人生楽しめますよね。今は無料のエロ動画もめちゃくちゃ充実してますし。
ただ、10万円以上の現金とか投資用口座を持てないというあたり、まさしく「失うものが何もない状態」にならないとダメってことで、なかなかキビシイなあという感じ。
そして、当たり前ですが、国民の税金を使うより、親族に扶養してもらえる場合はそちらが優先されます。
3親等(おじさん・おばさん)までは援助してもらえる親族がいるか連絡して確認されるみたいですね。
まあ、これは確認されるだけで強制ではないようですが。
また、子供に迷惑をかけたくないという話であれば、世帯を分離しちゃえばいいみたいです。
そして、一番のハードルは働ける状態にあるなら生活保護はそもそも受給できないということ(笑)
結局、健康な身体を持っているなら働けということですよね。
生活保護はベーシックインカムでないので、当たり前といえば当たり前ですが。
なお、シングルマザー世帯と精神疾患・発達障害などを抱えている人は却下されにくいという情報が・・。
特に後者は悪用しようと思えばできそうですねぇ・・
まとめ
今までまったく興味がなかったですが、菅首相の発言をもとに今日は生活保護について調べてみました。
単身者で毎月13万支給&税金・社会保険料免除は魅力的過ぎますが(実質20万くらいの給付イメージ?)、所有物の制限と健康状態の制限があって、実質的なハードルはかなり高いなあと思いました。
やはり、今の日本では、仕事をしない正社員というポジションが、一番オイシイ蜜を吸えるということで間違いなさそうです。一緒に資本主義を攻略していきましょう。
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3.一匹狼の好きな言葉
【「日本型雇用」の攻略法】
「日本型雇用」というのは学校や軍隊でやっていたことをそのまま会社に移したものだから、工場のように、みんなで一斉にひとつのことに取り組むときはとてもうまくいく。それがあまりに成功しすぎたことで、これまでのやり方を変えることができなくなった。こうして日本の会社は、世界の働き方についていけなくなってしまった。あまりにも深刻すぎて誰もいわないのだけど、日本の会社のもっとも大きな問題は、スペシャリストの仕事を素人がやっていることだ。2~3年で部署を変わっていたら、専門的な知識や経験など身につくはずがない。
──橘玲『人生は攻略できる』より
この「日本型雇用」の特徴をよくわかっておくといい。日系である程度の規模の企業になると、部署をまたぐ異動が当たり前に行われる(しかも経理→営業みたいなむちゃくちゃな異動)。そんな環境下で異動の回数を極小化できれば、少ない労力で活躍できて当たり前なのだ。日系企業も段々と外資系に近づいていくはずだけど、現時点では、この攻略法は非常に有効なのだ。
おしまい