一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

寄り道のススメ

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たまに会社帰りや週末の日中に寄り道をしている。

寄り道をしていると、ふとラッキーな出来事に遭遇することがある。

 

昨日は時間があったので、駅の逆側の改札から出場し、ふらっといつもと違うルートで帰宅することにした(そういえば、最近花金はすっかり飲みに行かなくなったなぁ)。

普段「日用品購入はマツキヨ」と決めているのだが、たまたま歯ブラシが古くなっていたので、通りすがりの雑居ビルの1階に入っている地元チェーンのドラッグストアを覗くことにした。

僕の住居から4〜500メートルの位置にあり、普段の生活圏外の地域で、明らかに居住している住民の民度が違う(失礼)ので、敬遠していた地域である。

昼間は国道のど真ん中をゆっくり歩くババアとか、歩きタバコするジジイとかがいてイラっとすることが多いのだが、さすがに夜はこうした老害はいない。

 

このチェーンは、手書きのチラシを投函するような昭和感満載の店で、たまに僕のマンションのポストにも入ってはいたのだが、一度も読まずに捨てていた。

実際には「開けてビックリ玉手箱」で、とにかく薬も日用品も食品も酒もむちゃくちゃ安いし、クーポンやポイントカードも充実してるし、食わず嫌いは行けないなーと思った。

レンチンのきつねうどんが99円で売ってたりとか(笑)。

 

「マツキヨ=安い」というCMに植え付けられた先入観で、ノールックでマツキヨに行っていたのだが、あの莫大な広告費を考えたら、規模の経済性(企業の規模が大きくなると、製品・サービスの単位当たりのコストが下がる)があるとはいえ、コストを価格に転嫁してくるよなあと思った。

 

また、寄り道をして知らない場所を歩いていると、自室やオフィスでは浮かばないようないろいろなアイデアが浮かんでくる。

本を読んだり、勉強したり、ブログを書いたりするのは大抵自室だが、そこでアイディアが生まれることはほぼない。

昔から、ひらめきが生まれやすい場所として、「三上」ということが言われてきた。

これは、「枕上(寝床)」「馬上」「厠上(トイレ)」である。

言われてみれば、僕も近い感じで、ベッドに入った寝る前、移動中(散歩・電車)、風呂でアイデアが浮かぶことが多い。

ということで、考えが行き詰まったときは、積極的に散歩に出かけようと思う。

樺沢紫苑先生のベストセラー『インプット大全』にも、「運動によって脳が活性化します」とあり、散歩によって創造力が向上することが書かれている。

有酸素運動によって、特に海馬でBDNF(脳由来神経栄養因子)が増加し、記憶に必須の歯状核顆粒細胞の新生が促進され、記憶力が向上します。」とのこと。

ウーン分からん(笑)。

 

皆さんも時間のある時、住んでいる街の知らない道を歩いてみてはいかがでせうか。

 

おしまい