職場に必ずといっていいほどいる面倒なヤツ。
マウンティングを取ってくるヤツ、陰口を言ってくるヤツ、理不尽な説教をしてくるヤツ、責任転嫁してくるヤツ、などなど。
こういう面倒なヤツは、劣等感を持っているからこそ、攻撃的な行為を仕掛けてくるのである。
彼らは攻撃力は高くても守備力が極めて低い傾向がある。
ひとまずは「無視」が一番だが、自分の社内の評判や人事評価への影響など、実害が及ぶリスクが出てくるとなると話は別である。
以下、2つの方法で反撃を試みよう。
こう言う時に僕が準備している対処法は2つ
・ブチキレる
・タブーに触れる
ブチキレる
まず、キレてしまおう。
ただ文句を言うだけではなく、声を荒げたり、机を叩いたり、物理的に前に出よう(もちろん殴るのはNG)。
ただ、我を失って本気でキレたら負けです。あくまで俳優としてキレる自分を演じることが大事。
人間の本能的に、自分のパーソナルスペースを侵されると、後ろに退いてしまう性質があります。身体が下がると同時に、メンタル的にも後ろに退くんですね。
また、迫力をつけるためにも、普段から身体を鍛えておくとベターかと思われます。
タブーに触れる
もう一つは相手のタブーを言うこと。
こちらはさらに破壊力強めなので、二度と復縁できないと思います。
誰しも言われたくない話の一つや二つは持っている。それを周りも気づいている。
でも、日本人は優しいので言わないんです。
それを言っちゃうんです。
たとえば、
・モテない(結婚できない)
・奥さん(彼女)がブサイク
・ハゲている
・服装がダサい
・口が臭い
など
これを周りに聞こえるように言う。
「まあ、ゆーても〇〇さん女にモテないですよねw」
「まあ、ゆーても△△さんハゲとるやないですかw」
といった具合に。
ゆーても+タブーの組み合わせですね。
これが効果テキメンです。
下手したらキチガイ扱いされますが、こちらが面倒だと思うヤツは、大体が周りにも面倒なだと思われているので、あまり怒られない(はず)。
僕は、比較的キチガイ認定されにくい飲み会でやるようにしてますかね。
僕は一度同期と飲んでいる時に、僕の仕事の進め方をエラそうに批判してくるヤツがいたので、
まあ、お前は仕事できるらしいけど、嫁がブサイクだと人生全敗だよなw
とニヤニヤしながら言ったら胸ぐらを掴まれましたね(笑)。
ちなみに、山田詠美の『僕は勉強ができない』に名シーンがあります。
本作の中で、主人公(秀美)の同じクラスの秀才(脇山)が、秀美に対し、勉強ができることが全てに勝ると執拗に絡んでくるので、嫌気がさした秀美が脇山に会心の一撃を与えるシーンです。
緑:脇山
青:秀美
「でも、大学行かないとろくな人間になれないぜ」
「ろくな人間て、おまえみたいな奴のこと?」
「そうまでは言ってないけどさ」
脇山は、含み笑いをしながら、ぼくを見詰めた。嫌な顔だと思った。
「脇山、おまえはすごい人間だ。認めるよ。その成績の良さは尋常ではない」
「・・・・・・そうか」
「でも、おまえ、女にもてないだろ」
脇山は、顔を真っ赤にして絶句した。
これくらい会心の一撃を食らわせてほしいので、ぜひこの部分だけでも読んでもらいたいと思います。
おしまい