一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

健康・人間関係・成功 幸せになるために守る順番

今日はプレジデントオンラインの記事から。

精神科医の樺沢紫苑先生の最新刊『精神科医が見つけた 3つの幸福』の内容を紹介したものです。

とてもわかりやすい記事でした。

president.jp

 

精神科医が見つけた 3つの幸福』 樺沢紫苑

 

 

本書では、われわれ人間の永遠のテーマでもある「幸福とはなにか」という問いに対し、実にシンプルな解を示してくれている。

樺沢先生は精神科医らしく、よく脳内物質をエビデンスとして取り上げられますが、この本では「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」という3つの幸福物質にフォーカスし、考察を進めています。

 

それぞれが人生のどういった側面と関係があるかを簡単に説明すると、

ドーパミン=ドキドキするような幸福感⇒成功・お金

セロトニン=穏やかな幸福感⇒健康

オキシトシン=愛に包まれた幸福感⇒人間関係

となります。

 

そして、これらをどういった順番で組み合わせていけばいいかというと、

セロトニン的幸福→オキシトシン的幸福→ドーパミン的幸福

この順番が正解としています。

 

①「成功」<「健康」

「成功」より「健康」が大事。考えてみれば当然です。

でも、あなたの会社にも出世を犠牲にして大切な心身を壊してしまった先輩たちがいるかもしれません。

繰り返しの飲み会で肝機能の数値が上がるくらいならまだマシですが、働きすぎでメンタルが不調になり会社を休んだり退職をしてしまうケースもあるでしょう。

 

②「成功」<「人間関係」

また、人間関係を軽視して仕事を頑張りすぎると、離婚されたり子供が非行に走ったりします。

まだ結婚していない人だったら、貴重な20代に恋人ができなかったり、セック◯ができなかったりと悲惨なことになります。

やっぱり、「成功」よりも「人間関係」となります。

 

③「人間関係」<「健康」

最後に「人間関係」と「健康」を比べたらどうかといえば、これも「健康」が勝つ。

健康が何より大事。一番大事なんです。

仕事も順調で家族や恋人と幸せに過ごしていても、健康を害した瞬間にすべての基礎が壊れます。

がんになって長期入院すれば仕事にも行けなくなるし、家族や恋人にも会えなくなります。不健康になればセック◯もできなくなります。

だから「人間関係」は「健康」の後になります。

 

この関係をまとめると、以下のような図で示せます。

本書では「幸せの三段重理論」 と言っています。

読んでないのに、禁断の引用。

 

f:id:alonewolf_memorandum:20210408064858j:image

出所=『精神科医が見つけた 3つの幸福』 

 

この図の下から順番に幸せを積み上げていくことが大事ということです。

僕はここ数年「健康」と「人間関係(女の子)」中心の生活を送ってきたので、それが正しいという裏付けがとれて非常に嬉しかった(笑)。

みなさんも会社のつまらない上司に何を言われても、早く帰宅して、ほどよく運動して、たくさん睡眠を取って、たまには女の子と遊びましょう。

この本は全部読みたいけど、Kindleストアでいつか割引されるだろうと思うと、定価で買えない・・(泣)

 

おしまい