一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

マークシートにだけ強い男の悲しき選択肢

昨日受けた宅建士試験にマークミスがなく合格している前提で、勝手にダブル(トリプル)ライセンスとして何がいいかを考え始めている。

世間のメジャーな資格を、取りたいか否か(意思)×取れるか否か(能力)の2つの要素に分解して、4つの象限に分けてみた。

 

<A:取りたいけど、能力的に取れそうもない資格>

司法試験、公認会計士司法書士中小企業診断士

 

<B:取りたいし、能力的にもなんとか取れそうな資格>

FP1級、社労士、行政書士、TOEIC900点

 

<C:能力的に取れそうにない資格だが、特段興味の薄い資格>

弁理士不動産鑑定士、税理士、簿記1級

 

<D:能力的に取れそうだが、特段取りたいと思わない資格>

その他多くの難易度の低い資格

 

このように分類してみた結果、悲しいかな大して頭の良くない僕には、B象限にある資格しか狙えないのだが、AとBを分けるもの、それは試験がマークシート式か記述式かというところに尽きる。

 

そう、Bは問題の全て(ほとんど)がマークシートの試験なのだ。

マークシートに求められる能力は、与えられた4つないし5つの選択肢の中から、一つ一つ重箱の隅をつつくように正解(間違い)を探す試験である。だから、求められるのは記憶力一点で、ひたすらテキストの記述を暗記していればなんとかなる。完全に知識勝負の世界である。

一方、記述式に求められる能力といえば、知識に加え、事例問題を正確に読み取る読解力、求められる解答を判断する思考力、解答を上手く文章に落とし込む表現力も求められてくる。

僕は比較的暗記力には自信があるのだが、この思考力が特に弱いので、記述式試験のウエイトが大きい試験に合格できる自信がないのである。

 

ぶっちゃけ、試験内容からすると、中小企業診断士が内容的にも一番魅力があるんだけど、その膨大な試験範囲に僕の苦手としている数的な思考が求められる(経済学・会計)のと、二次試験が記述式であることを考えると、とても合格できる気がしない。

FP1級も二次試験(実技試験)には論述があるのだが、20問のうちたった1問だけだし(配点的にも100点満点の20点程度と思われる)、社労士に至ってはすべてマークシート式なので、昭和の旧式詰め込み教育弊害マンにはFP1級→社労士の道筋しか今のところ見えないのである。

 

おしまい