一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

仕事を通じた自己実現に対する疑問

既存さんの1人が先日スタートアップに転職が決まった。

現在、彼女は某IT系の大企業で働いているんだけど、職位以上の仕事を求められたり、時間外労働を半強制的にやらされるなど、本人曰く「やりがい搾取」がひどいらしく、ベンチャー・スタートアップを中心に転職活動を進めていた。

基本的に転職活動の準備(職務経歴書や面接の準備)は土日にやらないといけないということで、僕的には週末の夜に酒を飲んでセック◯するだけの、構う時間が少なくて済む都合のよい既存さんだった。

 

だが、ここ1ヶ月くらい転職が決まったスタートアップの選考が進んでいくに連れ、その企業の素晴らしさを語り始めるようになり、内定が出た日には、

こんなに評価されてて動揺してる(ぴえん)

と言っていた。

(いや、内定出す時はそれくらい言うやろ・・)と激しくツッコミたかった。

まあ、嬉しくて冷静になれないのも理解できなくはないが。

 

僕は「仕事を通じて自己実現する」という考え方には非常に懐疑的だ。

これは非常に穿った見方ではあるが、自分がトップ経営者でない限り、どこまで行っても他の役員や労働者は経営者の夢や理想を叶えるための駒に過ぎないと考えている。

まあ、その経験を活かして自分が経営者になるという野心があるなら別なのだけど、その人生で成功するのもハードモードだと思う・・。

そして、彼女が今絶望しているやりがい搾取は、スタートアップではさらに増幅するとしか思えず。

意に反することもやらされるだろうし、また衝突してやめるような気もする。

だったら、仕事はコスパ良く給料を稼ぐことだけ考えて、余暇で好きなこと・やりたいことをやれるだけやったらいい、というのが僕の考え。

 

まあ、他人の人生なのでどうでもよいのだけど、価値観の合わない話を延々と聞かされても鬱陶しいことこの上ないので、そっとブロックさせてもらった。

また1人既存さんが減ってしまったんだけど、セック◯不足になるより、自分の思想が汚される方が100倍怖いからね。

ということで、日曜は短時間でもナンパする!人間関係は随時新陳代謝しないといかんね。

 

おしまい