一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

【ルート営業の教科書】ワタクシの経歴②

(続き)

新卒で入社してから約15年の経歴としては、

・A事業部事務企画部門(3年)
・A事業部法人営業(2年)
・A事業部営業企画部門(3年)
・全社経営企画部門(3年)
・B事業部法人営業(約4年)

というキャリアを積んできた(特定されないように若干ぼやかしている)。

 

ちなみに、A事業部がメイン事業、B事業部はサブ事業的な立ち位置。営業系部門では、A事業部経由で出世する人が多い。

最初の5年間のうちに、いわゆるジョブローテーションで必ず営業を経験しないといけないとされているが、6年目以降は本人たちの希望と適正に応じて異動配置がなされていくという、ジェネラリスト志向の会社である。

自分で言うのもなんではあるが、A事業部の法人営業で全社2位という成績を引っ提げ、営業企画→経営企画部門に行くまでは、比較的社内でも「花形」と呼ばれる部署に配置され、挙げ句「将来の役員候補」とまで持ち上げられ、必死に会社のために尽くしてきた。

 

当時は生意気な発言も多々していたと思い、そんな若僧を快く思わないヤツも当然内部にいるわけで、ある日の失言が原因でB事業部の法人営業に左遷されてしまった。ちなみに、今でも自分は正しいことを言ったと思っているが、人事は正義だけで決まるのではないのだ。

当然不貞腐れて新任地に赴いたのだが、人間万事塞翁が馬とはよく言ったもので、そこには楽園が広がっていた。

そう、B事業部の法人営業の仕事はルート営業だったのだ。

以後約4年間、最初の数ヶ月を除いて9時〜18時勤務の人生の夏休みのような生活を続けられているが、(必死に残留工作はするものの)流石にそろそろ転勤させられそうな予感もしてきたので、人事異動シーズンである来年の3月までにルート営業についての熱い想いとノウハウを書き上げたいと思い、筆を取った次第なのである。

 

なお、私の仕事観にはロバート・キヨサキ氏や橘玲氏をはじめ、著名なビジネス書作家の方の本の影響を多大に受けており、彼らがいなかったら今の境地に至ることはなかったと思う。僕の恩師・メンターはいつもビジネス書である。

 

おしまい