一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

【パワハラ企業研究】野◯證券

以前、自分に自信が持てない時、「場所と時間を抽象化して下方比較する」という手法を書いた。

関連記事:上方比較と下方比較 - 一匹狼の回顧録

 

具体的には、今の日本と海外の国・過去の日本と比較して安心するという方法で、すぐ近くの大国や半島では言論の自由すら与えられていないし、アフリカ・中東では紛争・内戦が継続されていて、明日の命の保障すらないことを想像する。また、たった70数年前には大東亜戦争真っ只中であり、その時代に産まれていたら、徴兵されてインパール作戦に参加させられたり、ガタルカナル島に送られたかもしれないと想像するのだ。

そして、今回は「第3の方法」として時間(縦軸)も場所(横軸)も同じ現代の日本なのだが、自分の勤め先以外のパワハラ企業と下方比較するという手法をオススメしたい。「あの企業に勤める人より自分ははるかにマシ」と気づき、幸福感を得るのだ。

 

記念すべき第一回は野◯證券様です。

ワタクシの時代は内定を辞退するとカレーをかけられるとかいう都市伝説がありましたが、ネットで検索するとたくさん出てきますねぇ〜。

 

まずは実際に勤務されていた方のブログ。

野村證券で実際にあったパワハラ6選。【これは真実です】|カルロスのブログ

 

2011年に野村證券に新卒入社した方の体験談。

電話に出るのが遅かったり成果が出ないと詰められるあたりは、普通にイメージできますね。私も経験ありです。

個人的には、

・廊下を歩いているだけで怒られる→走って移動しろと
・(新聞の朝刊は20万字と言われているが)日経新聞のどんな記事であっても、上司が指定してきた記事を解説して持論を展開しなければならない

あたりはやべーと思いました。

あと、個人的には

・成果が出ないと「帰らされる」

が一番メンタル的にキツそう。みんなが苦しそうな時に自分だけ帰るということ。これ、私ならやめちゃいますね。

 

次に、『野村證券第2事業法人部』という本の紹介をされている記事。

野村證券で実際にあったパワハラと営業テク : 暇なんでblog

・ノルマを果たせないと妻を呼ばれ「みんなが迷惑してる。奥さん、どうにかしてください」と詰められる
・食中毒で40度の高熱を出して医者に「命に関わる」と脅され、支店に報告したところ「あとでアルコール消毒してやるから仕事に戻れ」と言われる。夜に無理やり飲み会に連れて行かれたが、翌日になるとケロッと治っていた

家族に被害が波及する&命に関わるパワハラは耐えられないですね・・私なら。

 

一方で、電◯の一件以来、ホワイト化が進んでいるようだ。大企業は最近どこもそうですよね。これは実際に働いている社員へのインタビューが紹介されている。

野村證券 ホワイト化で薄まる“詰める”カルチャー「今のノムラは、昔ほど成長できない」:MyNewsJapan

ホワイト化したことを「タルい」、と否定するような人物が多数いるようなので、向こう数十年は根っこのカルチャーは変わらないのではないだろうかと思われる。本当に勤務先が野◯證券でなくてよかったと思った次第である。

 

※本記事は、特定の企業を中傷する趣旨ではございません

 

おしまい