一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

【読書メモ】『読む力 最新スキル大全』(知的生産に必須の大前提2~4)

本を読んだら、頭の整理のためのアウトプットが大切。

現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全―脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!

 

●序章 まずは現代の知的生産に必須の「5つの大前提」を知る

■大前提2 「アウトライン→視点→全体像」という順番の流れを作る

・たった1本の記事を読んだだけで「これで全部わかった」と満足せず、「まだ断片でしかない」と自分に言い聞かせることが大切。

・全体像を理解するための流れは次の通り。

①まず「ホリゾンタル×中立的なメディア」で、「ニュースのアウトライン」を得る  
→アウトライン=「5W1H」。「誰が」「いつ」「どこで」「何を」「なぜ」「どのように」を理解する。

②「バーティカル×中立的なメディア」で、「いくつかの視点」を用意する
→ニュースの背景事情や構図は、ただひとつに定まらないことも多いため、「いくつかの視点」からそのニュースを見る。いくつかの視点を教えてくれるのは、「バーティカル×中立的なメディア」。

③「いくつもの視点」を知ることで、「ニュースの全体像」をつかむ
→そうして「いくつもの視点」を知ることによって「ニュースの全体像」が見えてくる。1本の記事を読んだだけではひとつの「点」にすぎなかったニュースが、いくつもの視点から見ることで「立体」のように見えてくる。それが全体像。

 

■大前提3 「読むこと」の大きな目的は「多様な視点」を獲得すること

・ある出来事に対し、ひとつのニュースや記事だけを読んで「知った気になる」というのは危うい。本当の「知る」というのは、その出来事について「たくさんの視点」を獲得し、「全方位からその出来事を見る」こと

・知に向き合う謙虚さが必要。謙虚さがあれば、「さまざまな視点」「さまざまな意見や見方」があることを許容できる

 

■大前提4 読むことで得たの「知識」「視点」を「血肉」にするのが最終目標

・「血肉」の育て方

さまざまなものを読む → 「知識」や「視点」を獲得→ そこから「概念」をつかむ→ 「概念」を集めて「世界観」をスケッチする→ 「世界観」から、自分のための「知肉」を育てる(=読むことの最終目標)

 

感想・行動ポイント

バーティカルなメディア(専門的な記事等)に目を通す時間を増やす

日経新聞の専門家のコラムや東洋経済オンライン、ダイヤモンド・オンライン、現代ビジネスなどを読み、多様な視点を得る

・自分の異なる考え・意見の人間に対し、見下した態度を取ることがないように気をつける

 

現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全―脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!

 

おしまい