一匹狼の回顧録

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RSSリーダーを使ってみた

最近、ジャーナリストの佐々木俊尚さんのインプット・アウトプット方法を紹介している『読む力』で紹介されていた「RSSリーダー」なるものを情報収集の手段として使ってみることにした。

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RSSRSSリーダーとは

RSSのことを知らない方も多い気がするので簡単に紹介すると、RSS(アール・エスエス)はウェブサイトの記事の見出しや要約のデータフォーマットのことで、多くのウェブサイトはRSSデータを外部に配信している。それをこのRSSリーダーを使って集めることで、ウェブサイト新着記事の見出しをまとめて閲覧することができるようになるというものだ。

実は、このRSSは既に業界では「オワコン」と言われているらしく、グーグルやドワンゴが提供していたRSSリーダーも提供が終了している。そんな中でも佐々木さんは日々の情報収集の手段としてRSSリーダーを今もフル活用されている。何事ものは試しなので使ってみよう。

 

フィードリー(Feedly)を使ってみた

現在「フィードリー(Feedly)」と「イノリーダー(Inoreader)」という2つのアプリが、RSSの2大巨頭と言われているようだ。両方DLしていじってみたが、最終的にフィードリーを使うことにした。フィードリーは日本語版がないのが玉に瑕ではあるが、UI・速さなどはフィードリーに軍配が上がる。

登録後は、自分で新着記事の見出しを集めたいサイトをひたすら登録するだけ。全国紙、共同通信時事通信などの報道系のサイトから、東洋経済オンライン・プレジデントオンラインなどのコラム系など、いくつかカテゴリ分けしながらぶち込んで完成。作業時間にして1時間ちょっとだった。

 

使ってみた感想

出来あがったニュースフィードを見てみると、完全に「自作のキュレーションサイト」という感じである。

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こんな感じで、人気のある記事のいくつかが上に表示され、あとは新着順にひたすら記事が表示されていく(設定で表示方法はいろいろ調整できる)。

キュレーションサイトはサイト側がピックアップする記事を選別して配信しているので、時間のない時に読むには効率がよいのだろうが、RSSリーダーを使うことで、記事をシンプルに新着順に並び替えて閲覧できるところが特徴だ。要するに、記事を読むべきかの重要性は読み手であるわれわれが決めないといけない。

ここで重要なことは、ウェブサイトを偏りのないよう登録することだと思う。同じテーマでも産経新聞朝日新聞では全く論調が異なるのはご存知のとおりである。中道の日経新聞をベースにしつつ、世間のさまざまな意見を偏見なく触れるための手段として、あくまで補助的なツールではあるがRSSは活用できるのではないかと思った。添付の画像でも、たまたまだが、日経・朝日・毎日・産経・読売の全サイトの記事が1つずつ表示されている。

まあ、キュレーションサイトでもカテゴリ別に新着表示できるサイトはあると思うので、どこまで役立つかはもう少し利用してみて判断する感じかな。

 

おしまい