一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

時間の分散投資という精神安定剤

「卵は一つのカゴに盛るな」という有名な投資格言がある。

卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、一つのカゴを落としてカゴの卵が割れても、他のカゴの卵は影響を受けずに済む。

要するに、特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという分散投資に関する言葉である。

 

これは資産の投資だけでなく、われわれの「時間」の投資にも言えると思う。

一つのことに長時間かけるのではなく、毎日少しの時間でもいいので、多様なアクティビティに時間を分散投資していく。そうすることで、一つのことが上手くいかなくても、他のことで有益な時間を過ごせているという実感を得られる。これが個人的には大きな精神安定剤になっている。

自分の場合、9月まではFPの勉強にどうしても偏りがちではあるが、日経新聞を読んだり、楽天マガジンに目を通したり、ホリエモンのメルマガを読んだり、ブログを書いたり、日記を書いたり、ジムに行ったり、短い時間でも多くのことに手をつけるようにしている。週末はたまにストリートナンパ(笑)。これで、もし試験の結果がダメでも、「俺の半年間はなんだったんだ・・」的な気持ちになることは防げる。

 

こうした生活を送るためには、少しでも勤め人の時間を短くしていく必要がある。

仕事なんかにフルコミットしていると、上手くいっているうちはまだいいが、もしやっていることが躓いたり、上司と折り合いが悪くなった瞬間に、すべてがイヤになるだろう。まさしく「俺の何年・何十年はなんだったんだ・・」となること間違いなし。みなさんも注意である。

 

おしまい