一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ストナンの魅力を支えるもの

以前『もう合コンに行くな』にも似たようなことが書かれていたが、ストリートナンパの魅力(美味しさ)を支えているのは、その社会的評価の低さだと思う。

あるナンパして即った女子曰く「ナンパ師はその辺を歩いてるゴキブリ以下」だと。

 

ゴキブリだと!?

 

だが、それがいいのだ。

f:id:alonewolf_memorandum:20220721225920j:image

©荒木飛呂彦

 

Tinder黎明期は私のようなフツメンでも毎週女とヤリまくれる神アプリだったが、今や課金しているイケメンの総取り状態で、フツメン以下が勝負できるフィールドでは無くなってしまった。

アラフォーにもなれば他のマッチングアプリ(ペアーズなど)でマッチする女子のレベルもひどいもので、結局弱者にはストナンしか残された道はないのである。

結局マッチングアプリが出会い系の域を抜けて、市民権を得てしまったことが原因だ。

 

一方、路上でナンパしていると女からはひたすらガンシカされ、時に罵声を浴びせられる。外野からは指をさされ、絡まれたりすることもある。

だからこそ、心理的な参入障壁が鬼のように高いのだ。しかも、なかなか簡単には結果が出ないから、イヤになってフェードアウトするプレイヤーも多い。だから一定以上競技人口が増えない。これこそが、ナンパが美味しくあり続ける理由なのだ。

この前20歳のJDを即った記事を書いたが、リアル世界はもちろんのこと、クラナン・ネトナンでも難しいだろう。ストナンという外見もバックグラウンドも偽りまくれる歪んだフィールドだからこそ、少しの勇気さえあれば、自分のようなアラフォーのおっさんにもチャンスが舞い込んでくることがある。

 

なので、メンタル雑魚なイケメンはどうかそのままメンタルを鍛えずにTinderでヤリまくっててくれればと願っている。

イタリア人のように、ストナンが男の必修科目の世界になって、モデル級のイケメンが私の戦場である地元のターミナル駅でナンパをやり始め、それに伴ってナンパ時代の社会的許容度も上がってきてしまったら、もはや勝ち目がなくなってしまうから。

ナンパ師はこれからも世間から見下され、ナンパはアンダーグラウンドな世界であり続けてくれればいいのだ。

合コンの達人 (ベストセレクト)

 

おしまい