一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

バカやってて務まる営業が一番楽しいよ

自分はキャリアの大半で営業の仕事をやっていて、ほんと天職だなと思う。

営業の良いところは、気遣いさえできれば及第点が取れ(クビにはならない)、あとは圧倒的な自社プロダクトの知識・業界に関する情報と広く浅く幅広い教養を持っていれば無敵になれるところだ。

気遣いは若い頃に女修行をしていれば自然と磨かれるし、一般教養は新聞・ニュースを見ていれば自ずと身につく、自社商品は普通に勤めていれば詳しくなるに決まっている。

本社の企画部門に行くとそうはいかず、論理的思考力・プレゼン力・社内調整力・財務会計知識など様々なスキルが求められてくる。あと、地頭が良くないと務まらないのよね。地頭悪い奴は諦めた方がよい(=私とか)。

それにしても、企画部門の社員は営業をバカにするやつが多い。たしかに営業はバカでもできるが、営業をバカにするやつに限って、論理的思考もイマイチ・地頭悪いというヤツが多いので救いようがない。本当に参りましたというほど頭がキレる社員は20人に1人くらいか? でも、彼らは決して営業をバカにすることがない。

 

かく言う私は、同じ会社の中で営業部門・企画部門双方を経験したが、同僚も圧倒的に営業部門にいるメンバーの方が一緒にいて楽しい。

飲み会に行くと顕著なのだが、恋愛・ナンパ・風俗など下世話な話から、家族の近況・最近の趣味・オススメのガジェットなど、仕事の話がほとんど出てこないのが最高だ(仮にしても1〜2割)。ネガティブな人が少ないのも一緒にいて気持ちいい。

企画部門に行くと、飲み会でも仕事の話と同僚の悪口・愚痴ばかりで、いかに自分の頭が良いかのマウント合戦が繰り広げられることに辟易していた。だからモテないんだよ君たちは・・

 

営業は結果さえ出せばいいので、バカやってても務まるし、サボりまくっても問題ない。むしろ、バカの方が可愛がられるし、サボることが次のクライアントに集中するための精神的な回復・準備にもなるので、サボりも必要悪なのである。

バカな企画部門社員からの電話に時間を奪われたので企画部門の悪口を今日は書いた。ピカピカに地頭がいい人以外は、営業・接客をやりましょう。コミュ力も磨かれるし、人に見られる仕事なので外見も向上します。

 

おしまい