一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

人生で唯一絶対に後悔しないこと

40年近く生きてきて、人生で唯一絶対に後悔しないことがある。

それは、20代の約3年ほど24時間女のことしか考えずに行動したことである。

 

大学時代に長く付き合った彼女に会社に入ってすぐフラれ、それから非モテ一直線だった私は、とにかくモテたかった。セック○がしたかった。

ある日発売されたばかりの『もう合コンに行くな』を読んで一念発起し、モテとナンパにフルコミット。もう死ぬほどコミット。

合コンの達人 (ベストセレクト)

※『もう合コンに行くな』は絶版になっていますが、私は中古本含め5冊ほど持っております。私の人生を変えた本

 

朝起きてから夜寝るまで、ストナン・クラナン・メール返信・電話・アポ等、とにかく女とセック○するためだけに全体力・気力・時間・金を使い、これだけは振り返っても大成功と言える経験ができたと思う。当時はマッチングアプリなんてものはなかったので、ひたすらリアル世界で出撃を繰り返した。

 

一方、仕事は当然上の空でやっていたので、新入社員時代「優秀」と褒めてもらっていた私だったが、数年のうちに坂道を転がり落ちるように使えない社員になっていった。

サラリーマンとして20代のうちに積み上げられなかったスキル・経験と社内の評価を未だに引きずって、30代でだいぶリカバリはできたものの、それでも社内で微妙なポジションに置かれているのだが、経験人数一桁の非モテで終わるより1億倍よかったと断言できる。

 

遅ばせながら32歳くらいになり、ようやく女に対する執着が薄れ始め、大学時代まで得意だった読書や勉強に時間を割くようになった。相変わらず仕事してねえな。30代前半の頃は少しは仕事してたかな。

あくまで「薄れた」だけなので、たまに新規案件とアポったり、既存さんとマッタリセック○するのは最高の時間である。だが、年々女に対する興味は薄れている。これは、我ながら実に良い歳の取り方だと思っている。

これが35歳まで仕事一本で、それから女一本に乗り換えようと思っても、ハードモードになるのは明らかだ。自分の外見もおっさんになっているし、残っている案件も微妙なのしかいない。個人的な意見だが、男の人生、女→仕事へのシフトが最も満足度が高いのではないだろうか。

多分、あと5年早く女遊びをスタートさせていたら、大学で遊び終わって培ったコミュ力を発揮して一流企業に就職して素晴らしいビジネスマンになっていたかもしれない。ただ、1日でも早くモテに舵を切ったのは我ながら最善の選択肢であったと思う。

 

よって、もし若い人がこれを読んでくれているなら、

・男の人生、女→仕事でいい

・まず『もう合コンに行くな』をブックオフ・アマゾンで買って読め

・今が一番若い。周りの目を気にせず、モテるためにあらゆる努力をせよ

と伝えたい。

 

だが、いつもメッセージいただけるのが比較的同世代と思われる方が多い(笑)。ただ、私と同じアラフォーのおっさん仲間でも今日が一番若いのは同じなので、不審者として警察に逮捕されないよう気をつけてナンパを始めたらいいと思う。今はアプリもいっぱいあるし、恵まれていると思う。

私は40代は読書・勉強をがんばり、それなりに貯蓄をして55歳のちょっと早いリタイアに向けて準備をしていく10年間にするつもりである。リタイア後の数十年は、老衰で本が持てなくなるまで、引きこもって読書をして生きていきたいと思う。

 

おしまい