一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

久々にテストステロンさんの本をチラ見

久々にテストステロン(Testosterone)さんの本を読んだけど、なかなかいいことが書いてあるな。

正直、一つひとつの主張内容はどこかで見たことある内容が多くて、D・カーネギーとかアドラーとかスティーヴン・R・コヴィーとか自己啓発系の本を読み漁って、自分なりの言葉に置き換えてるんだろうけど、なかなかいい。

 

特に、『ストレスゼロの生き方』に書いてある以下の一節がよかった。

人間関係でイライラしてしまう人にイライラを一発で止める方法を教えよう。その方法とはズバリ、他人に期待するのをやめることだ。

ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣 (きずな出版)

この本は作者の専門分野である「筋トレ」から離れて色々と前向きになれる言葉が並んでいるのでオススメである。

 

まー、対人関係のイライラは、「なんでコイツはこんなこともわかんないのか」とか「お前空気読めよ」とか「ホント仕事できないヤツだなー」とか「めんどくさいおっさん死ねよ」など、思い出すと色々あるが、95%以上は知らぬ間に一定の要求をしていることが原因だとわかる。

いま挙げた例で言うと、

・これくらいのことは理解しているはずだ
・空気を読んで発言してくれるはずだ
・指示通りに仕事を処理してくれるはずだ
・細かいことを言わずにわかってくれるはずだ

など、多かれ少なかれ無意識に「〜はずだ」とか「〜だろう」という期待を相手に対してしてしまっている。

 

したがって、相手への期待のハードルを下げれる限り下げるだけで、ストレスが段違いに減少する。

・どうせ理解なんてしてないだろうから、理解してたらラッキー
・空気読まないで色々言ってくる前提でどっしり構えていよう
・指示通りに動いてくれないだろうから、気長に見守っていよう
・細かいことうるさくつっこんでくるだろうけど、仕事だから仕方ない

こんなかんじで、とにかく相手にまったく期待せず、自分の求める結果が悉く実現しない前提で生きていけばよい。たまに相手が予想以上のパフォーマンスを発揮したら儲けものくらいに思っておく。

 

他人だけでなく、自分自身とか人生に対しても期待しないで淡々と生きていくとよい。

決して努力しないという意味ではなく、自分の力の及ぶ範囲でやるだけやってダメならしゃあないという感じで過ごすとメンタル的に楽だよ。

とにかく、自分が完全にコントロールできることはほとんどないので、それ以外のものに期待することは必ずどこかで期待が裏切られるので、期待をゼロにしておくことをデフォルトに設定することをオススメする。

 

おしまい