一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

もう一回血の気の多い攻撃的な男になろう

4月から社畜生活が始まり、2ヶ月ほど飼い慣らされた生活を送っていた。

長時間勤務の社畜を続け体力・気力を会社から吸い取られると、いつの間にか上に噛み付く余力が無くなる。

直近数週間は、特に疲れ果てていて、家に着いたら夕食も食べず、歯を磨き、顔だけ洗ったら寝てしまうような生活を送っていた。

 

これで本当にいいのか?

とふと思った。

 

私が何年も前にそれまでのピカピカの(と言われていた)キャリアを奪われ左遷されたキッカケは、先輩とのハードな口喧嘩である。

公の場で汚い言葉を使って罵り過ぎた気はするが後悔はない。JTCで出世することに大した価値はないと気づかせてくれたのもあの事件である。

 

今更そういう生き方を否定して羊になることは、当時の自分を否定することでもある。今さら優等生になってどうする? という感じだ。

当時の自分は間違っていたか? いや、あの頃は血の気も多く攻撃的で、毎日が戦争でむしろ楽しかったではないか。

もう一回、狂犬に戻ろう。少なくとも、一匹狼にはね。

 

最近、勤め先に対して従順になり、防御的な生き方に縛られ過ぎていた。もっと、攻めて攻めて攻めまくろう。攻めの人生の方が楽しいに決まっている。

よほどのことがない限り、労働基準法に守られた我々サラリーマンはクビになることはない。上にペコペコせずにもっと自由に横柄に振る舞えばいいのだ。

 

このように考えると、急に精神的にラクになってきた。

人間的に尊敬できる上司・先輩にだけ例外的に笑顔を振りまいて、あとは積極的に戦争を仕掛けていこう。

弱いものに優しくするのが漢なので、部下・後輩は徹底的に大切にする。

こんな動き方、出世できないサラリーマンの典型みたいになっちゃうんだけど、そっちの方が毎日楽しいんだよね。

狼たちへの伝言

 

おしまい