アラフォーになって未経験業界に転職したワタクシ。
当たり前だが未だにわからないことだらけで、「給料をいただきながら勉強させてもらっている」と謙虚な姿勢を大切にしている。
まあ、実際にこのことは間違いない事実なので、不満を言いつつも、採用してくれた現職には感謝をしないといけないと思っている。
ちょっと前に会社の人とランチするのも悪くないという話を書いたが、近頃は仲の良い歳下の同僚とよく飲み食いを共にするようになった。
そうした際のランチ・飲み代は必ず全額私が出すようにしている。彼とは波長が合うので、ランチに行かない日は必ずお茶しており、月間1万5000円~2万円くらいは彼の飲食代を支払っている計算になる。
その彼は第二新卒で現職に入っているので、とにかく業界知識が豊富だ。しかも、社内の大抵のキーマンと繋がっているので、困った時に彼に話をつないで解決することも少なくない。
仕事の進め方で悩んでいることや業界特有の用語や競合他社情報などで聞きたいことを毎日スマホにメモしておき、ランチを食べながら彼に教えを請う。
こちらはランチ代を出しているので遠慮なく聞けるし、その分相手も気持ちよく話してくれる。いわゆる「返報性」を上手に使っているのだ。
また、彼は優秀なのだが、歯に衣着せぬ発言が多かったり、後輩への当たりが強いことで、社内で上手く立ち振る舞えないシーンがある。
そこで、メールの書き方や根回しの方法、パワーバランスの読み方など、JTCで散々鍛えられてきたことを伝授することで微力ながら彼の役にも立てている。
ある知人からは「そんな無駄な金の使い方信じらない」というようなことを言われたが、たかだか1回1000円程度の経費で、仕事が進めやすくなったり、業界知識が深まり日々の仕事に活かせるようになるなら、これほど安いものはないと思うのだ。
変な話、それによって1日でも早く大きな結果を残せるようになれば、それだけ転職バリューも早く蓄えられることになり、その1000円が将来的にレバレッジが効いて戻ってくると考えている。
おしまい