一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

凡人には配属ガチャが大事

今日はNewsPicksで取り上げられていた少し前のDiamond Onineの記事を拾ってみる。

diamond.jp

昨今「配属ガチャ」という言葉が若者から叫ばれて久しいが、これはメンバーシップ型雇用が前提のJTCに入社したら当たり前の儀式であり(そういう契約で入社するので)、思うような配属をされなかったからと言って騒ぐのは違うだろうと。

私が新卒で社会人になった15年ほど前は、大企業では金融系の一部の職種を除き職種と勤務地を限定しないメンバーシップ型雇用だったので、大手企業への就職=配属ガチャはセットだった。その分、若い頃から比較的高い給料と福利厚生が担保されており、それが嫌なら中小企業に行くしかなかった。

そういう意味で、メンバーシップ型雇用の大企業に入社し、その後に希望の部署に行くための方法は「今いるところで活躍すること」とする筆者の考えも正しいものとも思われる。

 

ただ、個人的見解で言うと、そもそも学生ごときの経験・知識レベルで本当にやりたいことが見つけられるかと考えると、それは非常に怪しいと思っている。

さらに、仕事というものは会社から対価をもらう以上、一定のパフォーマンスが求められるので、「やりたいかそうでないか」という一軸だけでなく「得意か不得意か」という軸でも仕事を考えないといけない。

私の場合、入社後の6~7年で事務・企画・営業と一通りの部門を経験させてもらい、一番自分の肌に合っていないと思っていた営業が得意で楽しいということがわかったり、これはJTCに入らないと経験できなかったことなので、一概に配属ガチャも悪とは言えないと思っている。

 

今の時代はもう一つルートがあって、ここ数年流行り始めているジョブ型雇用の波に乗ることだ。これを使ったら配属ガチャなんて心配をする必要もなく、確実に自分のやりたいことを新卒の段階からできることになる。

ただ、ジョブ型で就職してしまうと、やりたかったけどやってみたら全然自分に合っていなかった or 能力的に全然ついていけなかったみたいなケースだと、その後のキャリアが詰む可能性がある。

卒業後3年以内であれば第二新卒カードも切れるが、3年経過してしまうと中途入社となるので、職種を変える場合は未経験職種となりかなりキツい戦いになるだろう。

 

よって、新卒はJTCで配属ガチャを楽しみつつ(まあ当の本人は全く楽しむことなんてできないんだけど)、大企業の潤沢な資金を活かし研修などを挟んでゆっくりと育成してもらいつつ、最低1〜2回ジョブローテーションしてから本当に自分がどういう職種でキャリアを積み重ねていきたいかを決めるプランでいいと思うのだ。凡人には配属ガチャも意外と大事だ。若いうちは焦らず行こうぜ。

 

おしまい