数年前に一度ブログで触れたことがあるが、改めてナンパというある種グレーな行為(一部の強引な輩によってグレーにされてしまっている)について、余計なトラブルに巻き込まれないようリスクヘッジの観点で情報をまとめてみたい。
大前提として、ナンパを無視されて殴る(暴行罪)、その上怪我させる(傷害罪)なんてことはもっての他だし、仮に連れ出していい感じになったとしても、不用意に触る(不同意わいせつ罪)、性行為に及ぶ(不同意性交罪)など、とにかく相手と接触する場合は細心の注意を払いたい。
元ナンパクラスタで弁護士のてみす先生によると、街にinしてからoutするまでの全過程録音が推奨されている。私もネットニュースを見ながらスマホを片手にナンパしているので、ついでにiPhoneで録音を試みようかと考えている(その日平和に帰宅できたら音声は都度消去)。
録音は街にinした瞬間からoutするまで回し続けろ。司法の場ではある特定の場面のみから有罪か無罪かが判断されることはなく、全体を通して判断される。点ではなく線のイメージ。
— てみす (@temitemitemiss) 2024年6月3日
・行為前後の会話
・個室に入るときの様子
・同意を取るシーン…
連れ出し後のリスクはマッチングアプリなどで知り合った女と共通する部分もあると思うが、私が気になるのは単なる声かけ行為、ナンパという行為そのものにいかほどのリスクがあるかである。
私のように東京都内でナンパをする場合、①軽犯罪法②迷惑防止条例という2つの法令違反に注意しないといけない。
具体的には、声かけの中でも、並行トーク時に女性の前に立って進路を妨害したり、しつこくつきまとはないことが大切になる。
他人の進路に立ちふさがつて、若しくはその身辺に群がつて立ち退こうとせず、又は不安若しくは迷惑を覚えさせるような仕方で他人につきまとつた者
引用:軽犯罪法第1条第28号
つきまとい、待ち伏せし、進路に立ちふさがり、住居等の付近において見張りをし、住居等に押し掛け、又は住居等の付近をみだりにうろつくこと。
引用:東京都迷惑防止条例第5条の2第1号
またナンパは外で開放的にやるに限る模様。駅構内でのナンパにも注意が必要。以前街で知り合ったsカウト曰く、敷地内では絶対にやらない方がいいと言っていた。
電車内ナンパや本屋等での店内ナンパはリスクヘッジ的にはかなり気を付けた方がいい。電車内ナンパは通常の路上ナンパに比べ、軽犯罪法や迷惑防止条例に該当する可能性が高い。本屋等の店内でナンパをする場合は、建造物侵入罪にも該当し得る。…
— てみす (@temitemitemiss) 2024年5月13日
まあ、用心するに越したことはないものの、そこまで恐れる必要はなく、常に女性の立場にたちリスペクトする姿勢があればよっぽど大丈夫なのだとは思う。
要は、難色を示された時点で謝罪してサッと身を引けばよいのである。
あとは、とにかく目立たないようにすることが大事かなと。街には一部の悪意を持った人々(頭がおかしい女、チー牛のチン騎士男、殺気だった客引き・sカウトもいる。
以下のように別の弁護士の先生も言っている。
軽犯罪法や迷惑防止条例は、よく客引き行為に適用される法律ですが、5メートルもつきまとえば検挙されてしまいます。
ナンパをするのであれば、ナンパスポットなどでお互い楽しくやるのが良いと思いますし、「断られたらサッと引く。迷惑そうな顔をされたらサッと引く」ことにして、深追いは犯罪と裏腹と思うようにした方がよろしかろうと思います。
おもろw
なお、事実とは異なることを警察等に通報する行為は、軽犯罪法の「虚構申告罪」に当たるということは、自分を守るための知識として持っておきたい。
虚構の犯罪又は災害の事実を公務員に申し出た者
引用:軽犯罪法第1条第16項
リスクヘッジは私の中で最優先事項なので、こうした情報収集も抜かりなくやっていきたいものである。
おしまい