一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

ポモドーロ・テクニックを取り入れる

現代人の集中力のなさというものが、どんどんひどくなっているのではないだろうか。

私も例に漏れず、家で新聞や読書をしていても、ついスマホでLINEやマッチングアプリを起動したり、ネットでくだらない記事を読んでしまったりする。

 

どう考えても、集中力の大敵はスマホなのだと思う。

大学受験時代は、一応ガラケーというツールはあったが、スマホとできることが違うのはアラサー以上の方ならよくご存じであろう。

 

どうしたら集中して一つのタスクができるか? と考えたとき、以前『独学大全』で紹介されていた「ポモドーロ・テクニック」を思い出した。

ポモドーロ・テクニックは、短時間の集中作業・休憩を繰り返すことで、知的生産性を高める手法のことである。

本家『どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門』によると、そのタイトルにあるとおり、25分集中・5分休憩を繰り返すことが推奨されている。

 

このとおり非常にシンプルなメソッドなのだが、私のように1回あたりの集中時間が短い人間にとっては、知的作業の短時間ダッシュを繰り返すことは、平均効率を上げる効果的な手法だと思う。

なお、4ポモドーロ後に30分ほど長めの休憩をするのがよいらしい。要は、2時間に1回は長めの休憩を取りましょうということですな。

まずは、教科書通りにやってみて、自分に合った形に微修正を加えていこうと思う。

 

ちなみに、一見すると仕事に応用できそうにも思えるが、仕事は不確定要素(例:上司から至急の仕事を頼まれる、同僚から話しかけられる、クライアントからの電話が鳴る等)が多いので、自分でコントロールできる時間にのみ適用すべきと考える。

すなわち、ブログ書きとか家事とかにも応用は可能と思われるのだ。

 

このポモドーロ・テクニックに限らず、私淑する佐藤優さんも『僕らが毎日やっている最強の読み方』の中で、ストップウォッチで時間を計りながら新聞を読んでいると言っていたし、限られた人生を無駄にしないため、時間を計るという行為は非常に大事だと思うので、習慣化していきたいと思うのだ。

 

おしまい