一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

「たかが仕事」という魔法の言葉

自分が割と仕事ができるようになってきたので、周囲のメンバー(特に下位層)に対して腹が立って仕方ないことが増えた。

いちいち怒って仲の良い同僚に愚痴るのもいいが、ここで前回同様『汗をかかずにトップを奪え!』から良い考え方を抜粋したい。

汗をかかずにトップを奪え! ~『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾~

それは「たかが仕事」という思考法だ。

これは、仕事を人生の暇つぶしに過ぎないものだと考える。たしかに、日本という平和な国に生きる私たちのほとんどが、仕事でミスったところで命を奪われることなどない。でも、家で何もせずにゴロゴロしているのも耐えられないので、それよりは何かやってる方がマシ程度のものとして考える。

そして、仕事のできない同僚を見たり、理不尽な叱責を受けたりして腹を立てる前に「たかが仕事」と考えるのだ。

 

暇つぶしの途中に起きる出来事にいちいち怒りを覚えるのはバカバカしいことだ。仕事を真面目に考えすぎるから、つまらないストレスが溜まっていく。

周囲を気にせず、自分は自分のペースで働けばいい。目の前の自分が大事だと思う仕事、やりたいと思う仕事だけ一生懸命やり、気の合わない同僚とは最低限のコミュニケーションに留める。飲み会やゴルフに行きたくなければ行かなければいいのだ。

 

これに似た考え方で「他人に期待しない」というオススメの考え方がある。

何か対人関係で相手の回答や対応が必要な場面がある時、全て悪い方の結果を予期しておくのだ。

上司への報告の場面では延々と報告内容を詰められる、部下に依頼した資料作成は期日までには間に合わない、クライアントに提案した商談の結果はお断り、こんな感じだ。

こうやって予想をしておくと、ゼロ以上の結果になるので、どう転んでも丸儲けになる。

こんな感じで人生の期待値下げてゆるーく考えておくと、ラクに生きられるものだ。

 

おしまい