一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

商売っ気が足りない物足りなさ

現職には比較的賢い人が多いのだが、一方で商売っ気が足りないなと物足りなさを感じることも少なくない。

具体的には、クライアントから翌朝締切で資料作成をお願いされたり、同僚から面倒な調べ物を依頼されたときに、平気で断ってしまうのである。

 

ショートノーティス過ぎるので、明後日まで待ってください」

とか

「いや、今それ言う?w ●●に書いてあるから自分で調べてよ」

とか

そんなことを言って相手の期待を裏切っている。

 

私はよほど忙しく余裕がない場合を除き、二つ返事で引き受けるようにしている。

なぜなら「恩を売る」大チャンスだからである。

こういう時、鈍感でないビジネスパーソンであれば、相手も申し訳ないと思ってお願いをしてきているので、これに快く応えることで相手に大きな貸しを作ることができる。

 

明け方までパッと作業して「徹夜で作りました」アピールをクライアントに見せたり、忙しい中残業して同僚の対応をしている感を見せておけば、いつかこちら側からお願いをしたり、何か困った時に助けてもらえる可能性が爆上がりなのである。

本来、営業というものはこちら側から攻めていかないといけないところ、相手の依頼が契機になって恩を売ることができるので、こんなにラッキーなことはないと思うのである。

 

自社がけっこう放っておいても売れる商品・サービスを扱っているからか、はたまた残業が多すぎて余裕がないのかわからないが、「商売っ気」を燃やすということは、営業である以上、大事にしないといけないと思うのだが、そういうマインドに欠ける同僚が多いのが不満ではある。

みんなロジカルシンキングとかは得意そうだし、営業というよりはコンサルに近いのかな・・、まあ上手くやっていくしかない。

 

おしまい