まず、私には友達がいない。
誇張ではなく、ゼロである。
ちなみに、選び取った結果の「友達ゼロ」であるので問題はない。
現職はもちろん、辞めてまだ1年程度の前職の繋がりで、プライベートで飲みに行ったりすることはたまーにはある。ただ、彼らは友達ではない。
タカマツボン①『変える技術、考える技術』を読み進めている。
この中で、自分のなりたい姿を認識するために「リアル同窓会」を想像するというTIPSがある。
同窓会のシチュエーションを可能な限り具体的にイメージする。
高校の同窓会を40歳の節目で開催することになった。友達のいない私にとっては、ほとんどが卒業してから20年以上会っていない人ばかりだ。
参加人数は12~3名で全員の顔が見える中華の円卓に座る。乾杯した後しばらく歓談していたが、30分ほど経ったタイミングで幹事が言う。「卒業してぶりの人も多いので、時計回りで今の近況報告をしてよ」
イメージした段階で考える問いが2つある。
・その中で、どういうことを言っている人に嫉妬するか?
・自分の現状をどのようにみんなに言いたいか?
この2つの問いを考えると、なりたい姿が鮮明になるのだと。
人は「理論」よりも「感情」に従う生き物だから、「嫉妬」や「言いたい」というプライドをイメージすると、より思考が深くなるというのだ。
私の場合、前職のJTCは誰もが知っている企業ではあったが、地方でまったりルート営業やっているなんてダサくて言いたくなかった。
今はネームバリューこそ前職には劣るが、本当にやりたいこと・社会的にインパクトのある事業に携わっている。ぶっちゃけちょっとドヤりたい(=同窓会行きたい)くらいである。
いま、なりたい姿に近づいていることを感じて非常に嬉しかった。
少し前に●●に転職して、××のプロジェクトでPMをやってるんだわ(ドヤ)。
「働き方改革」とは無縁な生活で、徹夜になることも少なくないけど、裁量も多くて毎日刺激に満ちた生活を送っているよ。
こんな感じで話すんだろうな。うん、悪くない。
あと、最近は楽天マガジンで1ヶ月くらい溜まっているビジネス誌(『東洋経済』『PRESIDENT』『週刊ダイヤモンド』『エコノミスト』『Newsweek』)と割引で購読してる『日経ビジネス』の紙面を明け方まで一気読みしている。
『日経ビジネス』は月額1,850円だが、その他の5誌は数百円で全誌の多くの紙面が読み放題なので、めちゃくちゃコスパがいいなと思う。
無論、量的に全部を熟読することはできないのだが、いまの世の中で話題になっているテーマや多くの人が興味をもっているキーワードがわかるので、勉強になる。
活字・情報に埋もれた生活は幸せだ。
おしまい