勤務先で最近リモートワークを廃止すべきか否かの議論が盛り上がっている。
現状は、コロナ禍からのルールに変更なく、申請をする限り特段の制限がなくリモートワークができる環境である。ゆるゆるである。
そんな中、リモートワーク廃止派と継続派でバチバチの闘いが繰り広げられている。
アメリカではテスラやGoogle、ゴールドマン・サックスやAmazonが、国内ではホンダなどが原則オフィス出社に切り替えたことが昨年来ニュースとなっているが、その波が私の勤務先にもついにやってきている感じだ。
私は仕事を聞いたり逆に指示出しする際、対面なのかそうでないのかで情報伝達のスピード・質とも圧倒的に前者が優位だと思っているので、正直全員出社してほしいと思っている。
なんと言っても、普通に考えたら、自分に甘いであろう私を始めとした大半のサラリーマンにとって、リモートワークはサボる可能性・頻度が激増し、生産性が上がるはずがないと考えている。
実際、勤務先のリモートワーク廃止派と継続派を見ると、完全にバリバリ仕事したい派 VS ゆるふわに働きたい(あわよくばサボりたい)派の構図となっていて面白い。
かく言う私も、前職ではやる気ゼロ(むしろマイナス)だっため、フルリモート派だったが、昨今モチベーションが高まりまくっている状態なので、きっと今の会社が嫌になったらリモート推進派に戻るのだろう。
昨日と今日で意見は違って当たり前だ。人間は自分勝手な生き物なのである。
ちなみに、少し前のABEMA Primeに出演した田端慎太郎さんがこのように言っている。
「出社に舵をきった会社は、誰もが働きたいと思えるし、給料もいい会社だ。例えば、ゴールドマン・サックスは週5日出社を原則にしている。要するに『うちで働きたければ出社しろ』といえるのが、ナンバーワン企業の姿勢だ。1.5流ぐらいの情けない会社は『強制出社にしちゃうと辞めちゃうかも』と社員の顔色をみている。超一流は脱リモートワークに動いていると思う」
引用:田端信太郎氏「1流は脱リモートワーク。1.5流は社員の顔色を伺っている」Amazonなど米テック企業に“出社回帰”の動き | 経済・IT | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
この通りだと思う。
私の勤務先に「超一流」はいないので(仮にいてもより待遇の良い会社にすぐに転職してしまうらしい)ので、強制出社をある種のフィルターとして機能させ、モチベーションの低い集団を一斉に辞めさせ、残ったメンバーの待遇を上げて仕事を回したらどうかと思うのだ。その方が、健全な「働く集団」になるはずである。
おしまい