Kindleのライブラリからパラパラと気になるものを読んで過ごしているのだが、少し前に読んだのが私淑する橘玲先生の『シンプルで合理的な人生設計』という本。
「幸福」を3つの資本をもとに定義した前著『幸福の「資本」論』のパワーアップ版だ。
本書の中で睡眠と散歩・運動が誰でもいますぐ始められる最強の成功法則と謳っている。
その中でも、散歩にフォーカスされているのが興味深い。
運動にも限界効用逓減の法則が働くらしく、運動していない人が軽いエクササイズを始めことには大きな効果があり、そこからウォーキングやジョギング、ウェイトトレーニングなどに進むとさらに効果が上がるが、高強度のトレーニングでフルマラソンや筋肉むきむきを目指しても健康効果はほとんど変わらないという。
要するに、散歩を始めるだけでも大きな効果的ではあるが、散歩をするときはできるだけ早歩きで、可能なら、軽いジョギングや腕立て伏せを加えるといいという話になる。
私の場合、散歩(ストリートナンパ)から帰宅後、タバタ式トレーニング、筋トレ、ストレッチ(のびタス)をやるので、こうして疲れにくい肉体を作り上げていきたい。
散歩が健康に良いことのエビデンスについては、アメリカ国立がん研究所が65万人の10年間のデータを調べたところ、毎日25分間の散歩に相当する運動をすると、そうでない人よりも4年長生きすることがわかったらしい。
ウォーキングは心疾患を防ぐ効果もあるとのことで、1日30分歩くと冠動脈疾患のリスクが18%下がるという。
良いことずくめである。
夜の散歩が健康にいいことがわかったので、引き続き夜な夜な街に出ようと思う。ただ歩くだけでなく、女子に声をかけて仲良くなれる可能性も秘めたストリートナンパ、実に素晴らしいではないか。究極の「ながら活動」と言える。
周囲の人間に表立って読んでいることを公言するような本ではないのだが、知っていることで人生を有利に運べるエッセンスに満ちている。
おしまい
