一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

30代の半分くらいは遅めのベース作りだった

もうすぐ40代に突入する私、振り返ると30代は職業人としての成長はほとんどなかった気がする(強いていえば、転職してからの直近1年か)。

新卒からの10年くらいはひたすら前職のJTCに身も心も捧げて仕事ばかりして、その会社で役立つ知識・経験だけが積み上がっていった。

 

幸い社内ではトップ集団で昇進していったものの、その間新聞・ニュース・本などを見る時間がほとんどなかった(厳密にいえば、取ろうと思えば取れたのだろうからただの言い訳だが)ため、一般的な教養・時事問題などにどんどん疎くなっていった。これは、会社の思う壺だったように思う。

 

社内の先輩とケンカしてしまったため、ある日突然左遷され、陽の当たらない傍流を歩むことになってしまった。

これに腐らず(ある意味腐ってだが)、ひたすら仕事とは直接関係のない読書・勉強・情報収集に勤しんだ。ブログを書き始めたのもその頃である (2018年)

 

メジャーどころの自己啓発書・ビジネス書を頭に叩き込み、宅建士やFP1級などの資格を取り、日経新聞も金融経済・マーケット面含めてほぼ理解できるようになり(FPの勉強が効いた)、結果として10年くらい遅れた社会人としてのベース作りの期間になった。

 

おそらくできるサラリーマンは社会人の最初の2〜3年でこの辺りを完成していくのだろうが、恥ずかしながらその頃は女遊びで必死だったので、仕事以外の時間は女のことしか考えられなかったのだ。

 

脱出しようとしていたJTCからもようやく昨年無事脱出。コンサルっぽい頭の使う仕事にも携わるようになり、ここから2〜3年が人生勝負の時だと思っている。

私がこれまでの人生で一番努力したのは大学受験の半年間で、それこそ寝ている時間以外を全て勉強に費やした。 

あの頃の勢いで時間を無駄にしないように生きていけば、一つ上の世界に行けると信じている。

2〜3年後に「やっぱり何も変わってない」とこのブログで書くことのないよう、精一杯頑張ろうと思うのだ。

 

おしまい