
1. はじめに ── このGW、遊ぶか?鍛えるか?
2025年のゴールデンウィークは、「飛び石連休で中途半端だ」などと嘆く声が周囲から聞こえてくる。
たしかに、カレンダーを眺めれば、連続した大型休暇にはなりにくい。
しかし、そんな愚痴に構う必要はない。
見るべきは、世間の声ではなく、自分の内なる声だ。
この2025年のGW、実は「16日間に及ぶ鍛錬の機会」である。
みんなが休み、だらけ、金を浪費するこの期間を、逆に「読書合宿」に変えた者だけが、半年後の景色を変えることができる。
逃げ場はないぞ。
このGW、遊ぶか? 頭を鍛えるか?
選択を誤れば、もう二度と取り戻せない時間なのだ。
2. カレンダーで見る、2025年GWの戦い方
具体的に見てみよう。
2025年4月26日(土)から5月11日(日)までの16日間。
このうち、平日は4月28日(今日)、4月30日〜5月2日、5月7日〜5月9日の7日間だ。
最も重要なポイントと言ってもいいのが、平日を捨てないことだ。
平日は定時で帰ることを死守し、夜の数時間をすべて自己投資にあてる。
休日はもちろん、朝から晩まで知識を積み上げる。
つまり、こうだ。
平日も休日も、自分の時間のすべてを「自己成長の時間」として染め上げる。
この16日間を完走できた者だけが、次のステージに立てる。
3. いま、読書にフルベットする理由
GW中の外出は、正直、無駄が多い。
どこに行っても人混み。私は人混みが大嫌いだ。
飲食店は長蛇の列。
移動はストレス。
出費もかさむ。
挙句の果てに、疲れて帰ってくるだけ。
そんなものに貴重な時間と金を投じるくらいなら、
自分の頭の中に「知識」という資産を積み上げた方が、遥かにコスパがいい。
読書は裏切らない。
インプットは、いつか必ず、自分を守る武器になる。
「みんなが休んでいる間に、走る」──シンプルにこれをやるだけで、半年後の世界が変わる。
GWを制する者が、未来を制するのだ。
4. 16日間でやりきるメニュー
この16日間、私としてやるべきこと(やらないこと)は決まっている。
・積ん読になっていたビジネス書を一掃する。
・楽天マガジンで読めていなかったビジネス誌を、片っ端から読む。
・ナンパ、外遊び、無駄な予定はすべて封印する。自分に全集中する。
大抵の周囲は遊びに興じるだろう。
だが、自分の視界には、本とペンだけがあればいい。
静かに、しかし確実に、知識を積み上げる。
外野に惑わされない。
今、この瞬間の選択が、未来を変えるのだ。
5. 集中力を維持するためのルール
16日間を走り抜くためには、ルールが必要だ。
根性論ではない。
環境とリズムで集中力を支配するのだ。
以下のルールを守る。
・スマホを可能な限り隔離
手元に置かない。
スマホは最大の味方であるとともに最大の敵にもなる。取り扱い注意。
・朝イチで「今日読むタイトル」を決める
読む本・記事を決めるだけで、1日のエネルギー効率は段違いだ。
・15分全集中 → 5分完全休憩のリズム(ポモドーロ)
90分なんて集中できない。
人間の集中力は15分が限界だと割り切る。
15分で一気に読み、5分で完全に脳を休める。
これを繰り返せば、何時間でも戦える。
・とにかく机に座る
やる気を待たない。
動く。開く。読み始める。
エンジンは、動き出してからかかるものだ。
・とにかくメモを取る
完璧なまとめはいらない。
読んで、印象に残ったことを一行メモするだけでいい。
これが、知識を血肉化する最短ルートだ。
・休憩中は脳を止める
SNSもニュースも禁止。
目を閉じる。ストレッチでもいい。
休憩の質が、次の集中の質を決める。
・実家の日はオフにする
実家に顔を出すタイミングは読書を封印していい。
家族との時間を大事にすることも、精神の安定には欠かせない。
その日は完全にオフにして、次の日からまた走り出せ。
6. まとめ ── この16日間で、未来をねじ曲げる
16日間。
この短いようで長い時間を、どう使うか。
周囲が休み、遊び、ダラける中で、黙々と知識を積み上げるか。
あるいは、同じように流されて、ただ消耗して終わるか。
選択肢は、ただ一つだ。
未来を変えたければ、いまこの瞬間に走り出せ。
半年後、一年後、笑うのは、間違いなく今、読書に命を燃やした者だけだ。
安心してほしい、まだ3日しか終わっていない。遊んでいたあなたも、あと13日どう過ごすか考えてみるといいだろう。
誰も見ていない。
誰も褒めてくれない。
だが、それでいい。
孤独に黙々と積み上げた16日間こそが、後に圧倒的な武器となる。
休んでいる奴らを、ぶっちぎれ。
未来の自分のために、今、動け。
おしまい