一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

昼休みはコンビニで最適化せよ――イートイン×セルフレジの快適空間

f:id:alonewolf_memorandum:20250518124244p:image

社会人になって15年以上が経った。昼休みというものが、いかに職場のストレスと隣り合わせかを痛感してきた。

誰かと一緒にランチに行けば会話に気を使うし、オフィスに残れば電話や、昼休みを気にせずに話しかけてくる奴もいる。

 

図書館は静かで快適なので好きだが、飲食やスマホ使用に制約がある。

そんな中、ふと気づいたのだ――ルフレジとイートインを備えたコンビニこそ、昼休み最適空間ではないかと。

 

混雑前に席を死守

自分のルーティンはこうだ。12時少し前、まだ混み始める前に近所のコンビニに入り、セルフレジで食料を調達。

店員と一切言葉を交わさず、イートインの空席を素早く確保。

この「無言で席を取れる自由さ」がたまらないのである。たとえ毎日通っていても、顔を覚えられにくいのもセルフレジならではの恩恵である。

 

飲食×スマホ=最高の情報収集環境

図書館では禁止されがちな飲食やスマホ使用も、コンビニならもちろん自由だ。

おにぎりを食べながら日経アプリでニュースをチェック。気分が乗ればKindleで読書に移行。

この30〜40分間、他人に邪魔されることなく情報と向き合える環境は、他に類を見ない。

 

疲れている日は仮眠も取る

眠いと感じた日は、あえてスマホを閉じ、15分ほど机に突っ伏して仮眠をとることもある。

周囲にはスマホに夢中なサラリーマンや学生がいるため、特段目立つこともない。

「コンビニで仮眠」という異色の過ごし方が、午後の集中力を支えている。周りの目など気にしない。

 

仕上げに天気次第で散歩

食後にスマホをいじって気持ちが一段落したら、天気の良い日はそのまま5〜15分ほど散歩に出る。

コンビニの立地にもよるが、近くに公園や住宅街があれば、日光を浴びて軽く歩くだけで頭が冴える。

「歩いてから戻る」ことで、昼休みが単なる休憩でなく、心身のリセットタイムになるのだ。

 

なぜ図書館やカフェではなく、コンビニなのか

図書館は静かで集中できるが、飲食やスマホ操作に制限がある。仕事の合間に軽食をとりながら情報収集をしたい自分にとっては、その制約が意外にストレスになる。

カフェは飲食もスマホも自由だが、混雑しやすく、席の確保が難しい。加えて、接客を伴う注文や周囲の視線も気になる。価格もコンビニに比べれば割高で、毎日通うには現実的でない。

社内にとどまるという選択肢もあるが、周囲の視線や雑談、電話などに邪魔されやすく、決して「一人の時間」とは言いがたい。

 

それに比べて、コンビニのイートインは、最低限の居心地を保ちながら、飲食・スマホ使用・適度な騒音といったちょうどいい自由が手に入る稀な空間である。

ルフレジで接触を最小限にしつつ、自分のペースで情報収集や仮眠、散歩まで組み込めるこの場所は、都心で孤独と自由を両立したいビジネスパーソンにとって、最適解なのだ。

 

「誰とも話さず整える昼」

昼休みを“社交”の時間にする人も多いが、私はひとりで“整える時間”にしたい。

頭を整理し、目と身体を休ませ、必要な情報を取り入れる。

ルフレジ&イートインがあるコンビニは、その目的において最適な場所である。

そして何より、「一人の時間を自分のために使っている」という満足感が、午後の自分をポジティブにする。

 

おしまい