一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

営業マンなら「日経くらい読んでおけ」は正論か?

「営業マンなら、日経新聞くらい読んでおいた方がいい」

結論から言うと、これは残念ながら正論だと思う。

 

実際、商談の相手が経営者や部長クラスであればあるほど、会話のベースが日経になることは多い。「あの記事、読みました?」といった会話から始まり、政治問題や金融政策、業界再編の話を振られることもある。そこで反応できなければ、「この人、イマイチだな」と思われてもある種仕方がない部分ある。

これが、日経がいわばビジネス界の共通言語と言われる所以であろう。問題は、この新聞の難易度が高いことである。

 

紙面ビューアー×電子版アプリのハイブリッド

かく言う私も、長らく日経新聞の読み方を試行錯誤している。

その中で最近ようやく見つけた、質とスピードを両立する方法がある。名付けて、「紙面ビューアー×電子版ハイブリッド活用法」だ。

 

端的に言うと、紙面ビューアーでザッピングし、電子版で深掘りする。

これだけで、情報選別・時短・理解度のバランスが取れる。

具体的には次の4ステップになる。

 

① 紙面ビューアー(縦書き)で俯瞰
まずは紙面ビューアーで紙面全体をザッと見渡す。記事の見出しだけ読む。ページ構成から、ニュースの重みや世の中の空気感を掴む。


② 見出しで気になった記事はリード文まで読む
リードの精度が高いのが日経の特徴だ。①の中で気になる記事はリードまで読む。これで、おおよその内容は7〜8割掴める感覚だ。

 

③ さらに気になる記事は電子版アプリで開く
さらに深堀りしたい記事は電子版アプリにワンクリックで移動。横書きで通常のネット記事のようなUIになる。段落の一文目だけをスキャン。

 

④ 必要なら全文精読
各段落の最初の一文を追うだけで、要点はかなり把握できるが、全文読む価値があると思えば、全文を丁寧に読む。

 

なぜこの方法が優れているか

● 紙面ビューアーは“ザッピング”に最適

縦書きかつ見開きで配置される紙面は、情報をザッピングに最適で、「重要なニュース」「社会の空気感」を直感的に把握しやすい。

 

● リード文の精度が高い

最初の一文とリード文だけで、内容の核心をつかめる。これだけで読み飛ばしていい記事か否かが判断可能。

 

● 電子版は“精読”に向いている

横書きの読みやすさ、段落構造の明確さにより、情報の構造を捉えやすい。段落の冒頭文を追うだけで読むコストを節約可能。

 

どんな人に向いているか?

・情報量は欲しいが、時間がない人
・日経を「義務」ではなく「素材」として使いたい人
・毎朝の通勤時間などで効率よくインプットしたい人

つまり、私のような人間にはピッタリだ。

 

まとめ

新聞は、毎日数万字もの情報が流れてくるメディアである。そのうえ、日経となると内容の難易度も高い。真面目に読もうとすると、行き詰まってしまうことも多いだろう。

私は、日経の回し者ではないが、アプリのUI・UXはかなり高いので、紙面ビューアーで社会の流れを把握し、電子版で論点を深掘り──このハイブリッドな読み方が習慣化すれば、日経は「義務」から「楽しいコンテンツ」に変わっていくと思う。

 

おしまい