何を読めばいいのかわからない
最近よくお伝えしているように、外出中は極力スマホを見るのをやめて、文庫本を読むようにしている。
今は順調に読み終わる本が増えているが、今後何を読めばいいのか迷うことが出てきそうだ。
というのも、私は村上春樹やカーヴァーの短編が非常に好きなのだが、放っておくとそこばかりに偏ってしまう。
この先、違うジャンルも読みたい。でも、適当に選ぶと外して後悔こともある。
そんなときに便利なのが「ブックガイド」だ。
今日はそんなブックガイドをブックガイドしてみる。
知識人の本棚を参考にする
ブックガイドとは、読書家たちが「これを読め」と選書したリスト、いわば”知識人の本棚”のようなものだ。
例えば、成毛眞氏の『面白い本』『もっと面白い本』、立花隆の『ぼくはこんな本を読んできた』、佐藤優の『読書の技法』、堀内勉氏の『読書大全』など。
タイトルだけになるが、私がKindleに入れているブックガイドを一気に紹介しよう。おそらく、これだけで一般人の何十年分もの読書候補になるだろうと思う。
どれも、読み手の知性とセンスがにじみ出ていて面白い。
彼らがどんな本を読んでどういう思考を作り上げてきたか、その背後にある知的履歴を知れるのも興味深い。
無論、紹介されている本を全部読む必要はない。むしろ「これ、今の気分に合うかも」という1冊だけを拾えばいい。
ポイントは、電車で読んでいて隣の人にちょっと覗かれたときに、「おっ」と思わせられるような本が理想だ。精神的に勝手にドヤれる本を読もう。
これを続けて、最低月3〜4冊読めば、年で50冊。10年で500冊の読書になる。
ここまで読めば、知識人の入口くらいには間違いなく立っているだろう。
読書前の読書という習慣
ブックガイドを読むと、自分の知的傾向にも気づける。
これまで、同じような本ばかり読んでいたことにハッとする。
ブックガイドで、強制的に普段なら選ばないようなジャンルに触れることで、視野が広くなる。
さらに、不思議と読書欲もわいてくる。
「これ読んでみたい」「この人の言うことなら信じられる」と思える本と出会うことがある。
特に、複数のガイド本で繰り返し登場するような定番書は、いつか必ず読んでおいたほうがいいという認識もできる。
なんとなくだが、ヘロドトスの『歴史』とかマキャヴェリの『君主論』とかよくみるイメージ。難しいかもしれない。でも、それが自分の思考の土台になってくれるのだろう。いつか、読む・・たぶん。
読書のはじまりに、まずブックガイドを手に取るという習慣。
それだけで、読書の精度も、楽しさも変わってくる。
おしまい




