一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

楽しく回す、休日の“知的サーキット”

自己啓発は4つの軸を意識する

自己啓発というと、どこか「頑張ること」「耐えること」というイメージがつきまとう。

たしかに、読書も勉強も、地味で忍耐力も必要だ。

気合を入れて机に向かったのに、30分もしないうちにスマホをいじっていることなんて、自己啓発マニアの私でもザラにある。

 

そんな中、最近気づいたことがある。

20分ごとに学びの方向×内容×媒体×場所を変えると、飽きずにずっと続けられる。

 

たとえば──

 

・ベッドに寝転がってネットニュースを読む

・その後、机に座って本を開く

・飽きてきたら、イヤホンをつけてオーディオブックを流しながら散歩


この繰り返しで、気づけば60分。

疲れていないし、むしろ頭がスッキリするくらいだ。

 

ポイントは、“4つの軸”を意識すること

自分の中で以下の4軸を整理しておくと、切り替えがスムーズになる。


方向:インプット or アウトプット
内容:読書 / 勉強 / 情報収集
媒体:本 / メルマガ / 雑誌 / ネット記事 / オーディオブック / 動画
場所:ベッド / 机 / 歩きながら / カフェ

 

最近は、土日のどちらかを丸一日引きこもって、自己啓発だけにあてる日をつくっている。

朝から晩まで本を読んだり、動画を観たり、ブログを書いたり──。

やる気はあるのに、同じことをずっと続けていると、当然飽きがくる。

集中力も落ちてくる。だからこそ、20分区切りの知的ルーティンが効く。

 

自分に合った“20分メニュー”を組み立てる

自分に合った20分メニューを組み立ててみると、たとえばこんな感じだ。

 

【1セット目】机 × 本 × インプット(話題のビジネス書を読む)
【2セット目】ベッド × スマホ × 情報収集(メルマガやNewsPicksを流し読み)
【3セット目】歩きながら × オーディオブック × インプット(歴史講義を聞き流す)
【4セット目】机 × PC × アウトプット(ブログ執筆)
【5セット目】台所で家事 × iPad × インプット(スタディサプリやグロービスの動画)

 

“インプット→アウトプット→またインプット”というリズムをつくることで、頭が整理され、記憶にも残りやすい。

アウトプットは日記やブログだけでなく、仕事の新規事業構想をまとめる時間としても活用している。

ポイントは、かっちりやり過ぎないことだ。20分という時間はあくまで目安で、15分でも30分でもいいし、その次の20分の内容も前のセットが終わってから気分と感覚で考えたらいい。

 

自己啓発は「頑張るもの」から「整えるもの」へ

この方法にしてから、自己啓発に対するモチベーションがさらに上がった。

結局のところ、自己啓発も筋トレや運動と同じで、「楽しく続けられるフォーム」を見つけることが大事なんだと思う。

自分の体と頭に合ったルーティンを見つけることが、いちばんの近道だ。

 

おしまい