一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

引退直前のサッカー選手の気分

かれこれ20年近く現役でプレーし続けているナンパ。

まだ、完全にやめる気はないものの、そろそろ最終章に突入かなと思っている。

 

恥ずかしながら、35歳くらいまでは、ずっと女の尻を追うのが第一で、生活の中心であったんだけど、近頃は仕事や自己研鑽とのズレ、もう少し正確に言うと、もっとそういったものに対して時間を投下したいと思うようになってきたのである(今さらかよ)。

 

最近、40歳という節目を迎えたからかもしれない。

今が、「人生の“踏ん張りどころ”」と感じている。

仕事の責任が増える時期であり、職業人としての可能性を伸ばせる最後の時期とも思っている。

 

そこで、ナンパについて戦略の再構築をすることにした。

「終電合わせナンパ」である。

いや、待て、オマエ既に終電に合わせてナンパに出かけとるやんけ、と思う人もいるだろう。

 

たしかに、終電までの短時間、隣町や新橋・銀座でナンパしていた。

しかし、完全に終電に"合わせて"近所を軽く徘徊するスタイルに変更しようと思う。

私の家は都内で複数路線が走っており、それぞれの駅に家から4~5分で着く。

0時を過ぎてから、20分くらいの間に全ての電車の終電が到着するので、それに合わせてふらっと駅の方面に行き、チョロそうな女がいたら声をかける(もちろん、しつこい声かけはしない)、くらいの活動にしようと思う。オーディオブックかボイシーを流して、耳から情報収集も実施する。

良くて2~3声かけ、坊主の日も多々あるだろう。ただ、タイパの最適化から判断すれば、これが現状の最適解だと思うのだ。

その代わり、既存さんと飲んでお泊りする金曜日以外、要するに月~木&土日は毎晩のルーティンとしてこれをやろうと思う。ほとんどブログに書く機会もなくなっていくのだと思うが、これも歳を重ねてきた変化というところである。他にも、書くことはいっぱいあるしね。

 

引退直前のサッカー選手というのは、今の私のようにどんどんプレーの意欲が下がりつつあるも、吹っ切れたようにやめられないというような感じなのではないか。達観と未練のせめぎ合いとでも言おうか。

最近、仕事で上手くいったときや、できないことができるようになった時、大きな快楽を感じるようになってきた。女を抱くのとは別の、次の快楽を求めて、人生のセカンドステージ(残り約半分)をぼちぼち始めようと思っている。

 

おしまい