一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

本気で体力が落ちてきた

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近頃よく似たようなことを書いているが、このところ急激に体力が落ちて本気で悩んでいる。

「30歳を過ぎたら一気にくるぞ」と先輩たちから散々聞かされていたが、その当時は何ともなかった。むしろ30代の自分は、無理が利いたし、飲み会も仕事も気合いで押し切れた。

ところが40歳になった今、ガチでガタが来ている。酒の量は明らかに減ったし、飲んだ翌日のダメージは笑えないほど大きい。おまけにすぐに首や腰まで痛くなる始末である。

週末の過ごし方が「遊びたいかどうか」ではなく「身体がもつかどうか」で決まるようになってきた。この現実は軽いショックであり、同時に生活習慣を抜本的に見直さなければというプレッシャーにもなっている。

 

たとえば、酒よりコーラが美味い

象徴的なのは週末の夜だ。

昔なら当然のように「一週間頑張ったから飲むか」となったが、最近は軽く運動して汗をかいてから飲むコーラの方が美味く感じてしまうことがある。あの炭酸と糖分が、ビールの一杯目に勝ってしまうのだ。

 

女と飲みに行っても昔ほどは飲めない

もっとも、毎週金曜は女子と飲みに行く習慣は続けている。昔と変わらず、私の人生において数少ない華やかな時間ではあるが、かつてのように深酒ができなくなった。

ビールとハイボールを数杯飲んだところで身体がストップをかけてくる。

その事実にはやはり悲しさがある。20代の頃のように「まだ飲める」と自分に言い聞かせることはできない。けれど視点を変えれば、これは健康的な変化とも言える。酒の量で勝負しなくても、会話や空気感だけで十分に楽しめるようになったのだから。

 

タバタ式トレーニングという最後の砦

一方で、体力維持のために最低限の運動は続けている。

やっているのは本ブログでおなじみのタバタ式トレーニングだ。ぶっちゃけ、かったるい日がほとんどだ。仕事で疲れた夜にわざわざ体を動かすのは特に気が重い。だが、ジムに行って着替えて、となるとさらに面倒だ。その点、家で普段着のまま4分だけ頑張れば済むタバタ式は、なんとか継続できる。いや、せねばならぬと思う。

これは私にとって「体力維持の最後の砦」とも言える習慣だ。

 

生活のアップデート

結局のところ、20歳の頃と比べれば40歳は多くの人間が酒に弱くなる。

筋肉量は減るし、体脂肪率は上がり、アルコール分解のスピードも落ちる。同じ量を飲んでも酔いやすく、翌日に残りやすいのはある種自然なことだ。

だからこそ、量より質にシフトしていく必要がある。酒はほどほどにし、あとは運動・食事・睡眠で体をカバーする。脂っこいものを控え、タンパク質と野菜を意識し、夜はしっかり眠る。昔なら気にしなかった基本を押さえることが、40代以降の生活を守る。

 

老いに前向きになる

酒量が減ったことを「老い」とネガティブにだけ見る必要はない。むしろこれは、健康的で持続可能なライフスタイルにシフトする契機だ。週末の夜の楽しみ方も変わっていく。女と飲む酒も悪くないが、軽い運動の後に飲むコーラや、翌朝スッキリ起きられる睡眠もまた価値ある時間である。

40歳を過ぎた今、酒に弱くなったことを悲観してばかりはいられない。これは衰退ではなくアップデート。次のステージに進んでいると考えて、前向きに自身をチューニングしていこう。

 

おしまい