
なぜ今さらLINEモバイル
皆さんはLINEモバイルを知っているだろうか?
2016年にLINE株式会社の子会社として設立され、同年の9月よりMVNOとしてサービス提供を開始。2021年にソフトバンクの完全子会社となり、新規受付は終了した。
現在、LINEモバイルのサービスはソフトバンクのブランドの一つとして位置づけられているものの、同名の新サービス「LINEMO」とは別のサービスである。
iPhone17に機種変更したので、これまで使っていたiPhone12にLINEモバイルのSIMを挿した。このLINEモバイル、一定の条件はあるものの、なんといまだに月額0円で使えるのである。
周囲にはLINEモバイルを知らない人も多く、「LINEMOでしょ?」と聞かれる。確かに、新規受付は終了しており、今はahamoやpovoなどが主流だ。それでも、このプランはいまも問題なく動いている。結果的に、かなり得な状態を維持できている。
500MB以下で無料という条件
LINEモバイルの中でも、ソフトバンク回線限定で実施されていたキャンペーンがある。利用する通信量が月500MB以下なら基本料が無料になるというものだ。
もちろんこのプランは既に新規申込ができないが、契約を続けている利用者はそのまま適用されている。解約すると当然戻れない。
私はこの回線をメイン回線からのテザリング専用にしているので、通信量は常に500MB未満だ。メールの確認や地図の利用程度なら十分で、結果的に1回線を無料で維持できている。
いまの格安スマホの料金
参考までに、現在の格安スマホの料金を調べた。
日本通信SIMは1GBで月290円、LINEMOは3GBで月990円。どちらも安いが、0円ではない。
楽天モバイルの1GB以下無料のプランなき今、同じ条件を再現するのは不可能だ。無料で使えているのは、当時の契約を維持している人だけ。金額としては小さくても、0円のお得感はハンパないものである。
古い契約を残す意味
これは、新しいサービスに乗り換えるのは便利だが、古い契約をそのまま残しておくのも一つの選択と言える例ではないか。
通信、保険、クレジットカードなどでも、昔の契約内容の方が条件が良いことがある。
技術や価格体系が頻繁に変わる中で、安定している契約を維持するのはリスク回避にもなる。
「古い=悪い」と決めつけず、必要なものを残しておく姿勢も大事である。
変えずに残す価値
サブスマホを0円で持てる時代は終わった。
だからこそ、この状態を続けられていること自体が大きな価値だと感じる。
もうユーザーはこのプランを新たに申し込むことはできないが、教訓を得るとすれば「新しいものが必ずしも良いとは限らない」ということだろう。
LINEモバイルの0円プランは、その好例だと思う。
おしまい