業務で使用していたダイソーのマウスがついに壊れた。
そういえば、コンサルタント職ではマウスを使用しないとよく聞く。
これが成立するかを自分の業務環境でも検証する目的で、当面の間、マウスを使用しないで仕事をしてみることにする。
コンサルがマウスを使わない理由は三点に整理できる。
第一に、操作時間の削減である。マウスへ手を伸ばし、カーソルを合わせ、クリックし、キーボードへ戻るという一連の動作には小さな時間コストが発生する。これが日次・週次単位で積み重なると、相当量になると考えられている。
第二に、思考の連続性の維持である。マウス操作ではカーソルの位置を目で追う必要が生じ、視線移動が発生する。そのたびに認知的な中断が起きやすい。一方、キーボード操作のみの場合、視線を固定したまま入力へ移行できる。
第三に、集中維持の観点である。手の移動を最小化することで、入力と思考が分離しにくく、作業リズムが保持されると言われている。
まず、Wordについてはキーボード操作でほぼ代替可能であることを確認した。段落操作やスタイル変更、検索・置換といった主要機能はショートカットによって完結する。
Excelについても同様であり、セル移動、コピー、範囲選択、フィルタなど、一般的な業務で頻出する操作はキーボードで処理可能である。
操作性の向上を目的に、市販のショートカット解説書を購入した。内容は想定以上に体系的であり、奥深い。この歳になると、なかなか新しいことにチャレンジしなくなるものだが、日々新しいショートカットキーを使ってみようと思う。
一方でPowerPointについては、操作性に課題が残る(おそらく、私の熟練度の問題)。
特に図形や矢印の位置調整、整列、サイズ変更といった工程はキーボード操作のみでは精度と速度の両立が難しい。図解の多いスライド制作では、作業時間増加の可能性が高い。
現時点の整理として、テキスト中心の業務ではキーボード操作が有効であり、図形中心の業務ではマウス操作が依然として適していると判断している。今後も一定期間、マウス非使用の状態を継続し、改めて評価してみよう。
なお、マウスを使用しない作業スタイルは動きが少ないため、周りに洗練された印象を与えるように思う。この点は重要な副次的効果として記録しておきたい。
おしまい
