一匹狼の回顧録

30代の孤独な勤め人がストレスフリーな人生を考える

社内では常に「オンタイム」で生きる

職場では「周りに人が多いとき」よりも、「少人数のとき」「気が緩んだとき」の方が愚痴は出やすい。

ランチの帰り道、残業後のデスク、同僚とエレベーターに向かう短い移動時間。油断していると、つい言葉が滑り出る。悪気があるわけではなくても、習慣として口が動いてしまうのが厄介だ。

 

ただ最近、私はある気づきを得た。

ネガティブ発言というのは「我慢」が解決するのではなく、「仕組み」を変えない限り何度でも繰り返す習慣だということだ。

 

そこでルールを作った。たった2つの超シンプルなフィルターだ。

 

①その発言は、録音されていても言うか?

②その発言は、生産的だと周囲は評価するか?

③その発言で、自分の品格は下がらないか?

 

愚痴を吐きたくなったら、この3つを即座に確認する。

どちらか一つでもNOなら黙るか言い換える。これによって、余計なひと言を飲み込めるようになる。

 

愚痴は短期的には気持ちが軽くなる。しかし長期的には、

・「ネガティブな空気を運んでくる人」というレッテルが貼られる
・発言が問題提起ではなく感情処理に見えてしまう
・信頼残高が減っていく


この3つが確実に積み上がる。怖いのは、本人だけがその蓄積に気づきにくいという点だ。

 

さらに厄介なのは、共感が得られるとクセになることだ。「わかるわかる!」と同僚に頷かれた瞬間、脳は快楽を覚える。すると次も同じ行動を繰り返す。つまり、愚痴は麻薬なのである。

 

だから私は発想を変えた。愚痴をゼロにしようとするのではなく、「出口」を変えることにしたのだ。

 

結論として、いまの私がの運用ルールはこうだ。

・職場(社内の人間といる時間)は常にオンタイム
→ ネガティブ発言は一切しない
・感情の発散は社外に切り離す
→ 既存女子・日記・ブログ・運動などリスクゼロな場所に逃がす


この明確な線引きをしてから、かなり楽になった。

飲み会でもランチでも、「今は言っていい場所じゃない」と自覚しているので、そもそも愚痴という選択肢が出てこない。そして面白いほど、会話が建設的になっていく。

 

言葉というのは不思議なもので、発する言葉が変わると「視点」も変わる。愚痴が消えると、その代わりに問いが増える。「なんでこうなってるんだろう?」「改善できるポイントは?」と自然に頭が動くようになる。この変化は想像以上に大きい。

 

完璧じゃなくていい。でも、録音ルールと周囲目線ルール、品格ルールの3つさえ持っていれば、言葉は前向きになっていく。

組織で生きる以上、信頼は最大の武器だ。だったら、自分の口癖から変えていくべきなのだ。

 

おしまい