先日、『グロービスMBAマネジメント・ブック』をiPadのKindleアプリで読んでいて、ちょっとした発見があった。
リフロー型の電子書籍でも、2列表示(見開き表示)にできるのだ。
リフロー型とは?
まず簡単におさらいすると、電子書籍には大きく分けて2つのフォーマットがある。
- 固定レイアウト型:紙の本のレイアウトをそのまま画像化したもの
- リフロー型:テキストが流動的で、端末や文字サイズに応じて自動的にレイアウトが調整されるもの
リフロー型は文字サイズを変更できる利点がある反面、通常は1ページずつの表示になる(と思っていた)。
iPadなら2列表示が可能
ところが、iPadのKindleアプリでは、リフロー型書籍でもレイアウト設定で2列表示にできる。つまり、紙の本の見開きと同じように、左右2ページを同時に表示できるのである。
以下、ネットでも公表されている同書の「はじめに」部分を参考に貼っておく。

設定方法
- Kindleアプリで書籍を開く
- 画面上部をタップしてメニューを表示
- 「Aa」(フォント設定)をタップ
- レイアウト設定で2列表示のアイコンを選択
何が便利なのか?
1. 情報の一覧性が向上
ビジネス書や専門書では、この表示方法が威力を発揮する。一度に多くの情報を視野に入れられるため、全体像を把握しやすくなる。
2. ページめくりの頻度が減る
見開きで読めるということは、単純にページめくりの回数が半分になる。読書の流れが途切れにくく、集中力を維持しやすくなる。
3. 図表との相性が抜群
MBA系の書籍によくある「左ページに理論、右ページに図解」といった構成を、本来の意図通りに読める。フレームワークやチャートも見開きで確認できるので、理解が深まる。
電子書籍の最適解だと思う
リフロー型+iPad横向き+見開き設定――
この組み合わせは、電子書籍における最適解のひとつである。
軽さと柔軟性を持ちながら、紙の視認性を再現できる。
もう「電子書籍は味気ない」とは言えない。むしろ、デジタルの自由と紙の落ち着きが共存する読書体験がここにある。
リフロー型は「1列しか表示できない」という先入観を持っていた自分を反省している。
Kindleアプリの機能を理解せず、何年も「イマイチ」と切り捨ててきたのだ。
しかし今では、リフロー型の見開き表示こそが、最も快適な読書スタイルだと感じている。
おしまい
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